・マンリョウの実・センリョウとの違い・マンリョウを見た経験談を紹介しています。
マンリョウの実を初めて見た日
マンリョウの実を初めて見たのは、2024年12月18日に、神奈川県川崎市宮前区・東高根森林公園で見ることができた。
(マンリョウの実)
マンリョウの名前の由来
マンリョウの名前の由来は、同じような赤い実をつけるセンリョウに対して、実が大きく数も多いなど、より豪華に見えるところから名付けられた。
マンリョウの花言葉
マンリョウの花言葉は、「寿ぎ」・「財産」・「徳のある人」・「金満家」・「慶祝」
マンリョウの生えている場所
マンリョウの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
センリョウとの違い
厄介なのが、センリョウに名前と実の形がよく似ている。
1.分類
- センリョウ センリョウ科
- マンリョウ ヤブコウジ科(APG分類ではサクラソウ科)
2.実の熟す位置
- センリョウ 葉っぱより高い位置につく
- マンリョウ 葉っぱの下に隠れるようにつく
(参考 センリョウの実)
(マンリョウの実)
両者の違いは、実の熟す位置を確認すれば、間違えることは無い。
センリョウの記事はこちらからどうぞ
センリョウの実・センリョウを見た経験談を紹介しています。
マンリョウを見た経験談
2024年12月18日、クマシデの黄葉を目当てに、神奈川県川崎市宮前区・東高根森林公園を訪れる。
しかし、クマシデの黄葉は終わっていて、園内を散策する。
東高根森林公園内・古代植物園をウロウロしていると、赤い実がぶら下がっているのが目に入る。
下をのぞき込むと、マンリョウの実がついているのを確認することができた。
(マンリョウの実)
マンリョウの実は基本・赤色であるが、他に黄色・白色がある。
実が黄色のものをキミノマンリョウ・白色のものをシロミノマンリョウと区別する。
(マンリョウの実)
ちなみにマンリョウは、花より実のほうが目につきやすい。
マンリョウの赤色の実が熟すと、冬の訪れを実感する。
(マンリョウの実)
ちなみにマンリョウの赤色の実は、縁起が良いことから、正月の飾り物に利用される。
またマンリョウの漢字表記「万両」に由来するのは、実の数の多さから。
上記のことから、マンリョウの他に、千両(センリョウ)・百両(カラタチバナ)・十両(ヤブコウジ)・一両(アリドオシ)が存在する。
マンリョウは赤い実が目立つことから、庭木や鉢植えに利用される。
マンリョウの実はちょうど見ごろを迎え、見やすい向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、マンリョウの花と白色・黄色の実を撮影することである。
(マンリョウの全体像)
(マンリョウの葉)
マンリョウ(ヤブコウジ科 APG分類ではサクラソウ科)花期7~8月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄
高さが1mほどになる常緑の低木で、暖地の常緑樹林下に生える。
園芸種に比べると、果実の粒がやや小さく、直径が7mmほどである。
茎は直立し、上部で数本に枝分かれすることもある。
果実のつく枝が横に30cmほど伸び出すのも、野生種の特徴。
赤い果実はヒヨドリなどの野鳥が好んでついばむ。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)
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