・ヤブコウジの実・マンリョウとの違い・ヤブコウジを見た経験談を紹介しています。
ヤブコウジの実を初めて見た日
ヤブコウジの実を初めて見たのは、2024年12月21日に、神奈川県川崎市多摩区・小沢城址で見ることができた。
(ヤブコウジの実)
ヤブコウジの名前の由来
ヤブコウジの名前の由来は、赤い実がミカンの仲間である柑子(こうじ)に似ていて、背丈が低く、藪(やぶ)の中に自生しているところから名付けられた。
ヤブコウジの花言葉
ヤブコウジの花言葉は、「ふくよかな愛」・「明日への幸福」
ヤブコウジの生えている場所
ヤブコウジの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
マンリョウとの違い
厄介なのが、マンリョウに実の色・付き方がよく似ている。
違いは木の高さ
- マンリョウ 30~100cm
- ヤブコウジ 10~20cm
(参考 マンリョウの全体像)
(ヤブコウジの全体像)
両者の違いは、木の高さを確認すれば、間違えることは無い。
マンリョウの記事はこちらからどうぞ
マンリョウの実・センリョウとの違い・マンリョウを見た経験談を紹介しています。
ヤブコウジを見た経験談
2024年12月21日、ヤブコウジの実を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・小沢城址を訪れる。
山道を登り始めると、ヤブコウジの葉っぱが目につく。
葉っぱの下をのぞき込むと、ヤブコウジの赤色の実がついているのを確認することができた。
(ヤブコウジの実)
(ヤブコウジの葉)
まずヤブコウジは、花より実のほうが目立つ。
ヤブコウジの赤色の実が熟すと、冬が近いことを実感する。
(ヤブコウジの実)
ヤブコウジの実は基本・赤色であるが、まれに白色のものがあり、シロミヤブコウジと区別する。
(ヤブコウジの実)
ヤブコウジは別名「十両」であり、赤色の実は縁起が良いことから、正月の飾り物に利用される。
上記のことから、ヤブコウジ(十両)のほかに、万両(マンリョウ)・千両(センリョウ)・百両(カラタチバナ)・一両(アリドオシ)が存在する。
ちなみにヤブコウジには、全体に毒が含まれている。
小沢城址のヤブコウジは、自分の頭の中では、「少ししか生えていない」と思っていた。
しかし、小沢城址の山道を歩いていると、至るところにヤブコウジがビッシリ生えていて、ビックリしてしまう。
ただ小沢城址のヤブコウジは、たくさん生えていたが、実がついている株は自分が見た範囲で2株のみ。
今後の宿題として、真夏に咲くヤブコウジの花を撮影することである。
(ヤブコウジの実)
ヤブコウジ(ヤブコウジ科 APG分類ではサクラソウ科)花期7~8月
分布 北海道(奥尻島)・本州・四国・九州
丘陵地や山地の樹林下に生える。
茎が地面を横に伸びて増えるので、場所によっては一面に群生することもある。
輪生状の葉は長さ10cmほどで、光沢がある。
ちなみに輪生とは、輪を描くように生えることをいう。
花は夏に葉の下に隠れるように咲く。
果実は垂れ下がり、球形で直径6mmほど。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)
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