・オオミゾソバの花・ミゾソバとの違い・オオミゾソバを見た経験談を紹介しています。
オオミゾソバの花を初めて見た日
オオミゾソバの花を初めて見たのは、2024年9月26日に、東京都八王子市・高尾山蛇滝で見ることができた。
(オオミゾソバの花)
オオミゾソバの名前の由来
オオミゾソバの名前の由来は、溝や用水路の脇に生え、ソバに似た花をつけ、大型であることから名付けられた。
オオミゾソバの生えている場所
オオミゾソバの生えている場所、自分が見た限りでは、山地の沢沿いに群生しているのを確認することができた。
ミゾソバとの違い
厄介なのが、ミゾソバの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.草の高さ
- ミゾソバ 30~100cm
- オオミゾソバ 50~100cm
2.葉っぱ中央部の違い
- ミゾソバ 葉っぱ中央部はくびれない
- オオミゾソバ 葉っぱ中央部がハッキリくびれる
(参考 ミゾソバの葉)
(オオミゾソバの葉)
(参考 ミゾソバの花)
(オオミゾソバの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
ただミゾソバとオオミゾソバを同一のものとして、区別しない考えもある。
ミゾソバの記事はこちらからどうぞ
・ミゾソバの花を紹介しています。 ミゾソバの花を初めて見た日 ミゾソバの花を初めて見たのは、2016年7月30…
オオミゾソバを見た経験談
2024年9月26日、ツルギキョウの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山蛇滝を訪れる。
蛇滝の沢沿いを歩いていると、ミゾソバに似た花がたくさん咲いているのを確認。
近づいてみると、葉っぱ中央部がハッキリくびれていることから、オオミゾソバの花とわかった。
(オオミゾソバの花)
(オオミゾソバの葉)
オオミゾソバの花を初めて見たとき、ミゾソバの花によく似ていて、名前や特徴を知らないと、判別が難しいと感じる。
しかし、最初にミゾソバを見て、次にオオミゾソバを見ると、草の高さが明らかに違うことに気づく。
オオミゾソバの鮮やかなピンク色の花は、秋の季節によく似合う。
またオオミゾソバの花が咲くと、秋本番であることを実感する。
(オオミゾソバの花)
オオミゾソバの名前の由来である「ミゾソバより大型」は、最初は花が大きいところからと思っていた。
実際は草の高さであることを、現地で実感する。
(オオミゾソバの花)
オオミゾソバの葉っぱは、中央部がハッキリくびれている特徴であることから、最初にミゾソバの葉っぱを見ると、理解しやすい。
(オオミゾソバの葉)
蛇滝のオオミゾソバの花は見ごろを迎え、花付きの良いものを選んで、撮影することができた。
(オオミゾソバの花)
オオミゾソバ(タデ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
1年草。
葉は互生し、卵状三角形で、長さ5.5~11cm・幅3.5~7cm。
葉柄の翼は大きい。
花は上部の葉腋(ようえき)から出た花柄の先に頭状につき、花びらは上部が紅紫色、下部が白色。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
花柄には毛が多い。
地中枝に閉鎖花をつけるが、地下枝はミゾソバに比べ、著しく長い。
ちなみに閉鎖花とは、花の一部もしくは全部開かずに自家受粉してしまう現象をいう。
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