シロツメクサの花を初めて見たのは、2016年4月22日で、
場所は川崎市中原区の江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

シロツメクサの名前の由来は、江戸時代にオランダからガラス器を送ってきたとき、
壊れないように乾燥したシロツメクサを詰め物にしたことから詰草(つめくさ)の名が生まれた。

シロツメクサの生育環境は自分が見た限りでは、日当たりのよい原っぱや道ばたに
群生して見かけることが多い。
群生して生えているのは、帰化植物で繁殖力が強いからだと思う。

シロツメクサはどちらかというと「クローバー」の葉のほうで有名である。
葉っぱの特徴も三つ葉なので、植物観察の初心者でもわかりやすい。
シロツメクサの花の咲く時期は自分の所有している図鑑では10月までとなっているが、
川崎市では気候が温かいからか晩秋の11月までシロツメクサの花が咲いている。

シロツメクサの花を初めて見たときに、花を撮影するのを忘れてしまい、
毎年シロツメクサの花は見ていたが、撮影の機会が訪れたのは2020年5月18日で、
川崎市多摩区の生田緑地に花散策で訪れたときに、

広場の芝生の近くにシロツメクサの花が群生して生えていたので、
改めてシロツメクサの花を無事撮影することができた。

シロツメグサの花シロツメグサの花(上の2点ともシロツメクサの花 2020年5月18日撮影)

シロツメグサの葉(シロツメクサの葉)


シロツメクサ(マメ科)花期3~10月
ヨーロッパ原産
幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーとして親しまれている。
牧草として栽培もするが、野生化したものがいたる所で見られ、
河川敷などでは大群生する。
花の色は白が普通だが、美しい淡紅色のものもある。
日本全土に分布するので花期が長い。
花言葉は「私を思って」や「約束」
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)