ヒメミヤマウズラの花

ヒメミヤマウズラの花ミヤマウズラとの違いヒメミヤマウズラを見た経験談を紹介しています。

ヒメミヤマウズラの花を初めて見た日

ヒメミヤマウズラの花を初めて見たのは、2022年9月3日に、山梨県・富士山で見ることができた。

ヒメミヤマウズラの花(ヒメミヤマウズラの花)

ヒメミヤマウズラの名前の由来

ヒメミヤマウズラの名前の由来は、まずミヤマウズラについては、葉の斑紋(ふもん)を鳥のウズラに例えたところから名付けられたとされている。

次に「ヒメ」については、花が小さいところ由来していると考えられる。
植物名の頭に「ヒメ」とつくものは、だいたいは小さいものを意味する。

ヒメミヤマウズラの生えている場所

ヒメミヤマウズラの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の樹林帯の下に生えているのを確認することができた。

ミヤマウズラとの違い

厄介なのが、ミヤマウズラの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。

違いはまず草の高さ

  • ミヤマウズラ 15~25cm
  • ヒメミヤマウズラ 10~20cm

ヒメミヤマウズラでも大振りの花もあり草の高さだけで、判別するのは難しい。

次に葉っぱの違い

  • ミヤマウズラ やや直立する
  • ヒメミヤマウズラ 平らで寝ているような生え方

両者の葉っぱの違いは、山梨県富士吉田市・富士山科学研究所のガイドさんに教わる。

ミヤマウズラの葉(参考 ミヤマウズラの葉)

ヒメミヤマウズラの葉(ヒメミヤマウズラの葉)

ミヤマウズラの花(参考 ミヤマウズラの花)

ヒメミヤマウズラの花(ヒメミヤマウズラの花)

両者の違いは、素人では難しく、植物に詳しい人に特徴を聞いて、何度も現地で植物観察をしないと、判別が困難である。

ミヤマウズラの記事はこちらからどうぞ

ヒメミヤマウズラを見た経験談

2022年9月3日、山の花を探しに、山梨県・富士山麓を訪れる。

富士山麓の林下を歩いていると、ミヤマウズラに似た小さい花が目に飛び込む。
近づいてみると、見た目はミヤマウズラの花であるが、草の高さが10cmぐらいと低いことから、ヒメミヤマウズラの花とわかった。

ヒメミヤマウズラの花(ヒメミヤマウズラの花)

ヒメミヤマウズラの花を初めて見たときは、ミヤマウズラの花も白色で可愛いが、植物名の頭に「ヒメ」が表記されているだけに、ミヤマウズラより小さくて可愛い印象を受けた。

ただ自分のような素人では、両者を1回見ただけで判別するのは難しかった。
富士山の山麓を歩いていると、ヒメミヤマウズラの草の高さ(10cm)のものが点々と存在していた。
念のため富士吉田市の富士山科学研究所のガイドさんに、撮影した被写体を見てもらって確認することができた。

ヒメミヤマウズラの花が見れたこと、また山の花でランの花を見れたことに興奮を覚えて、被写体を撮影した。
無事ヒメミヤマウズラの花を撮影することができた。

ヒメミヤマウズラの花(ヒメミヤマウズラの花)


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ヒメミヤマウズラ(ラン科)花期7~9月
分布 北海道・本州(中部地方以北・大台ヶ原)
茎の基部は短く這(は)い、先は直立する。
葉は数個、茎の下部に互生し、卵形~狭卵形で、長さ1~2.5cm・幅7~15mm。
葉の先は鈍く、基部は広いくさび形で全縁。
葉の柄は1cm前後。
花は茎のてっぺんに偏って、総状花序となり、5~12個の白色の花をつける。
花の大きさは4~5mm。


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