
・エンシュウムヨウランの花・エンシュウムヨウランを見た経験談を紹介しています。
エンシュウムヨウランの花を初めて見た日
エンシュウムヨウランの花を初めて見たのは、2025年5月18日に、埼玉県・狭山丘陵で見ることができた。
(エンシュウムヨウランの花)
エンシュウムヨウランの名前の由来
エンシュウムヨウランの名前の由来は、まずエンシュウは、今の静岡県西部に当たる「遠州」で発見したことから。
次にムヨウランについては、葉っぱが無いランであることから名付けられた。
エンシュウムヨウランの生えている場所
エンシュウムヨウランの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の薄暗い林下に生えているのを確認することができた。
エンシュウムヨウランを見た経験談
エンシュウムヨウランの名前を知ったのは、2022年5月、自分が見ている花ブログである。
2024年5月下旬、エンシュウムヨウランの生えている場所がわかり、埼玉県・狭山丘陵を訪れるが、枯れた姿で悔しい思いをしてしまう。
2025年5月18日、「そろそろエンシュウムヨウランの花が咲いている」と思い、狭山丘陵を訪れる。
狭山丘陵・エンシュウムヨウラン自生地に着くと、つぼみは多くあったが、エンシュウムヨウランの花は咲き始めであった。
(エンシュウムヨウランの花)
エンシュウムヨウランの花を初めて見たとき、「小さすぎて面白い形をした花だなぁ」というのが第一印象である。
(エンシュウムヨウランの花)
エンシュウムヨウランの花は咲いている時間が決まっていて、午後を過ぎると、完全に開く。
しかし、自分がエンシュウムヨウランの花を見たとき、11時50分を経過しても、咲き始めであることから、完全に開いてなかった。
(エンシュウムヨウランの花)
エンシュウムヨウランの草の高さは15~30cmとひざ下ぐらいで、薄暗い林下に生えていることから、目を凝らさないと見つけることができない。
またエンシュウムヨウランの葉っぱは、名前の由来どおり全く無い。
(エンシュウムヨウランの全体像)
エンシュウムヨウランは名前の由来どおり、静岡県西部に多く生えている。
ただエンシュウムヨウランは静岡県西部とは距離が程遠い、埼玉県に生えていることにビックリしてしまう。
エンシュウムヨウランは、ウスギムヨウランによく似ている。
ウスギムヨウランは唇弁(しんべん)が赤色であるのに対して、エンシュウムヨウランは黄色。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらを指し、ラン科に多く見られる特徴である。
(エンシュウムヨウランの花)
エンシュウムヨウランは、国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
エンシュウムヨウランの花は咲き始めで、開いている株を探して、1年越しのリベンジを果たすことができた。
しかし、エンシュウムヨウランの花の大きさが1cmと小さすぎることから、ピントを合わせるのに苦労してしまう。
またエンシュウムヨウランの生えている場所は、ヤブ蚊が多いので、蚊取り線香などの対策が必要。
(エンシュウムヨウランの花)
エンシュウムヨウラン(ラン科)花期5~6月
分布 本州(関東・東海地方)~九州
地下茎は細く直立し、全体が黄褐色を帯びる。
花は茎の1番上に疎(まば)らに3~6個つき、淡い褐色。
花は筒状で、完全に開かない。
果実は裂けて開き、種子を散布した後も、枯れた茎と果実が残る。
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