タマアジサイの花

タマアジサイの花ヤマアジサイとの違いタマアジサイを見た経験談を紹介しています。

タマアジサイの花を初めて見た日

タマアジサイの花を初めて見たのは、2016年7月18日に、東京都奥多摩・御岳山で見ることができた。

タマアジサイの花(タマアジサイの花 2025年10月19日撮影)

タマアジサイの名前の由来

タマアジサイの名前の由来は、つぼみが玉のように丸いところから名付けられた。

タマアジサイの花言葉

タマアジサイの花言葉は、「華やかさ」・「あなたは冷たい」・「美しい女性」

タマアジサイの生えている場所

タマアジサイの生えている場所は、自分が見た限りでは、低山の沢沿いに生えているのを確認することができた。

ヤマアジサイとの違い

厄介なのが、ヤマアジサイに少し似ている。

1.花期

  • ヤマアジサイ 6~7月(梅雨本番)
  • タマアジサイ 7~10月(真夏~秋本番)

2.花の色

  • ヤマアジサイ 白色
  • タマアジサイ 淡い紫色

ヤマアジサイの花(参考 ヤマアジサイの花)

タマアジサイの花(タマアジサイの花)

3.葉っぱの形

  • ヤマアジサイ 長楕円形~卵状楕円形で、先は長くとがる
  • タマアジサイ 長楕円形~倒卵形で、先は鋭くとがる

ヤマアジサイの葉(参考 ヤマアジサイの葉)

タマアジサイの葉

(タマアジサイの葉)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ヤマアジサイの記事はこちらからどうぞ

タマアジサイを見た経験談

2025年10月19日、アケボノシュスランの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
高尾日影沢を歩いていると、アジサイの花が目に入った。
よく見ると、タマアジサイの花が咲いているのを確認することができた。

タマアジサイの花(タマアジサイの花 2025年10月19日撮影)

タマアジサイの花紫色で、白色の装飾花があることから、目につきやすい。
ちなみに装飾花とは、雄しべや雌しべが退化して、花びらや萼(がく)が発達した花をいう。

タマアジサイの花(タマアジサイの花 2025年10月19日撮影)

タマアジサイアジサイ類では、花が咲くのが1番遅い
上記のことから、タマアジサイの花は、晩秋の花が極端に少ない時期に、低山の沢沿いを歩いていると、かなり目立つ。

タマアジサイの花(タマアジサイの花 2025年10月19日撮影)

タマアジサイの花は、真夏~秋本番の低山の沢沿いを歩いていれば、普通に見ることができる。

タマアジサイのつぼみは、名前の由来どおり、本当に玉のように丸い

タマアジサイの葉っぱは対生で、長さ10~25cm・幅4~10cmの長楕円形~倒卵形。
先は鋭くとがり、基部は円形~くさび形。
ふちは細かいギザギザがあり、両面ともかたい毛がある。

タマアジサイの葉っぱを現地で観察していて、上記どおりの大きさを感じてしまう

タマアジサイの葉(タマアジサイの葉)

ちなみにタマアジサイは、木全体に毒が含まれている

高尾山のタマアジサイの花は最盛期を過ぎていたが、咲いているものも多くあり、なんとか撮影することができた。
今後の宿題として、タマアジサイのつぼみ・実を撮影することである。

タマアジサイの花(タマアジサイの花 2025年10月19日撮影)



タマアジサイ(ユキノシタ科 APG分類ではアジサイ科)花期7~10月
分布 本州(福島~岐阜県)
山地の沢沿いなどに生え、高さが2mほどになる落葉低木。
主に太平洋側に分布する。
湿り気が充分あり、1日のうち半分は日陰になるような場所に多い。
球形のつぼみが開くと、装飾花と両性花からなる花が咲く。
両性花には5枚の花びらがあるが、咲くとポロポロと散ってしまう。
ちなみに両性花とは、雄しべと雌しべ両方持つ花をいう。

(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)


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