コイケマの花を初めて見たのは、2020年7月12日で、
場所は東京都八王子市の長池公園外周で見ることができた。
コイケマの生育環境は自分が見た限りでは、樹林帯に生えていて、
つる性植物であるからか、他の植物に絡まっているのを確認することができた。
自分がコイケマの花を見たときは、ウルシの仲間のヌルデの木に絡まっていた。
コイケマの存在を知ったのは、自分がインターネットで見ている花ブログで、
八王子市の界隈では珍しい植物として紹介されていた。
また自分の所有している図鑑でもちらっと目にしている。
厄介なのが同じ仲間のイケマと最初の頃は判別に迷ってしまう。
違いはイケマは花の色が白色で、花びらが完全に開くのに対して、
コイケマは花の色が淡い緑色で、花びらは完全に開くことが無い。
コイケマの花を初めて見たとき、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が明けて、
やっと県外移動ができたこともあってか、すごい感動を覚えてカメラで結構の枚数を撮影した。
またコイケマを見て思ったことは、葉が独特の形をしているのが印象に残った。
コイケマの葉は長さは20cmぐらいあって、その後長池公園で散策しているときに、
コイケマの花が終わっても通るたびに、葉をなぜか知らず知らずに見入ってしまっていた。
(上の2点ともコイケマの花 2020年7月12日撮影)
(コイケマの葉)
コイケマ(ガガイモ科 APG分類ではキョウチクトウ科)花期7~8月
分布 本州・四国・九州
イケマよりやや小型。
花序の柄はイケマでは葉柄より長いが、本種では同長かやや短い。
花冠の裂片は反り返らずに斜上する。
(山渓フィールドブックス 山に咲く花参照)