・オギの花・ススキとの違いを紹介しています。
オギの花を初めて見た日
オギの花を初めて見たのは、2021年10月18日に、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原で見ることができた。
(オギの花)
オギの名前の由来
オギの名前の由来は、風になびく姿が霊魂(れいこん)を招き寄せるように見えることから、「おぐ(招)」が「おぎ(荻)」になまったとされている。
オギの花言葉
オギの花言葉は、「片恨み」
オギの生えている場所
オギの生えている場所は、自分が見た限りでは、水辺近くの湿った場所に群生しているのを確認することができた。
ススキとの違い
厄介なのが、ススキに似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず穂の先端 ノギ(細い毛のようなもの)の有無
- ススキ 有る
- オギ 無い
次に生えている場所
- ススキ 日当たりのよい乾いた場所
- オギ 水辺に近い・湿り気のある場所
(参考 ススキの花)
(オギの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、判別は容易である。
ススキの記事はこちらからどうぞ
ススキの花・オギとの違いを紹介しています。
オギを見た経験談
2021年10月18日、サデクサの花を目当てに埼玉県さいたま市桜区の田島ヶ原を訪れた。
サデクサの花を見つけることができなかったが、田島ヶ原周辺を見ると、ススキのような花が河原一色に染まっていた。
最初は「ススキなのか?」と判別に迷ってしまった。
2016年晩秋に、千葉県山武市の成東食虫植物群落のスタッフから、「オギとススキは生えている場所が違う」という話を聞いたことが頭によぎり、生えている場所が河原の湿った場所であることから、オギの花であることがわかった。
(オギの花)
オギの花を初めて見たとき、秋晴れであったが、空気が寒い青空のもとで、オギの銀白色の花がなびいて、とても綺麗であった。
無事オギの花を撮影することができた。
(オギの花)
オギ(イネ科)花期9~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
特徴は穂が銀白色で長く、羽毛状の小穂(しょうすい)の先端にはトゲのような芒(のぎ)がないことである。
ちなみに小穂とは、イネ科でいえば花の構造をいう。
また芒とは、稲や麦などの実の殻にある針状の毛をいう。
ススキより、フサフサとして見える。
群生するが、ススキのように株立ちにはならない。
ちなみに株立ちとは、1つの茎の根元から複数の茎が分かれて立ち上がっている様子をいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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