アキノウナギツカミの花を紹介しています。

アキノウナギツカミの花を初めて見た日

アキノウナギツカミの花を初めて見たのは、2016年10月29日で、場所は千葉県山武市の成東食虫植物群落で見ることができた。

アキノウナギツカミの花(アキノウナギツカミの花 2021年10月18日撮影)

アキノウナギツカミの名前の由来

アキノウナギツカミの名前の由来は、茎に下向きの短いトゲがあり、「ウナギでもつかめる」という意味から名付けられたとされている。
花の名前が長いうえに、覚えにくい花の1つである。

アキノウナギツカミの花言葉

アキノウナギツカミの花言葉は、「思わぬ利益」・「好奇心旺盛な」

アキノウナギツカミの生えている場所

アキノウナギツカミの生えている場所は、自分が見た限りでは、水辺近くの湿った場所に群生して生えているのを確認することができた。

ナガバノウナギツカミとの違い

厄介なのが、同じ場所に生えていて、名前が被っているナガバノウナギツカミと花がかなり似ていることから、判別するのが難しいと感じる。

違いは葉っぱの形で、ナガバノウナギツカミの葉は茎を抱かず、葉の基部が左右張り出している
それに対して、アキノウナギツカミの葉は矢じり状で、葉は茎を抱くのが特徴である。

アキノウナギツカミの葉(アキノウナギツカミの葉)

しかし、タデ科の花は地味な花が多く、似たような花も多いことから、判別にかなり迷ってしまう。
その時点で、葉っぱの特徴を覚えていても、1年経ったら、忘れていることはよくある。

アキノウナギツカミを見た経験談

2021年10月18日、サデクサの花を目当てに埼玉県さいたま市桜区の田島ヶ原を訪れた。

サデクサの花を見つけることができず、田島ヶ原をウロウロ歩いていると、足元に白色のボール状の花がたくさん咲いているのが目に飛び込んできた。

近づいて見ると、最初は花の名前が浮かんでこなかったが、葉っぱの特徴を見ると、矢じり状で、茎を抱いていることからアキノウナギツカミであることがわかった。

アキノウナギツカミの花(アキノウナギツカミの花 2021年10月18日撮影)

アキノウナギツカミの白色のボール状の花がとても可愛くて、名前から想像できない花の付き方であった。

アキノウナギツカミの花(アキノウナギツカミの花 2021年10月18日撮影)

アキノウナギツカミの名前を名付けた人は、ずいぶん凝った名前をつけたものだと感心してしまう。

田島ヶ原にはタデ科の花が多く生えていて、アキノウナギツカミの他にも似たような花があった。

アキノウナギツカミの花がたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、花が小さいからか、撮影するのに手こづってしまった。

無事アキノウナギツカミの花を撮影することができた。

アキノウナギツカミの花(アキノウナギツカミの花 2021年10月18日撮影)


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アキノウナギツカミ(タデ科)花期6~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
水辺などに生える高さ0.6~1mの1年草。
茎の下部は地をはう。
葉は互生し、長さ5~10cmの卵状披針形~長披針形。
托葉鞘(たくようしょう)は長さ0.7~1cmの筒形で、先は斜めに切った形。
ちなみに托葉鞘とは、葉の基部が茎を抱き込むように発達していることをいう。
花は枝先に10数個集まってつく。
花柄は無毛。
花びらは5枚深く裂けていて、上部は淡紅色で、下部は白色。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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