ツルソバの花ヒメツルソバとの違いを紹介しています。

ツルソバの花を初めて見た日

ツルソバの花を初めて見たのは、2022年11月13日に、神奈川県逗子市・飯島岬で見ることができた。

ツルソバの花(ツルソバの花)

ツルソバの名前の由来

ツルソバの名前の由来は、花や葉っぱの雰囲気がソバに似て、つる状になるところから名付けられた。

ツルソバの花言葉

ツルソバの花言葉は、「いつもそこに」

ツルソバの生えている場所

ツルソバの生えている場所は、自分が見た限りでは、暖地の海岸の草地に、群生して生えているのを確認することができた。

ヒメツルソバとの違い

厄介なのが、名前が被っているヒメツルソバがあり、明らかに違う。

違いはまず花の色

  • ヒメツルソバ ピンク色
  • ツルソバ 白色

ヒメツルソバの花(参考 ヒメツルソバの花)

ツルソバの花(ツルソバの花)

また生えている場所も違い

  • ヒメツルソバ 道ばた
  • ツルソバ 海岸

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ヒメツルソバの記事はこちらからどうぞ

ツルソバを見た経験談

2022年11月、自分が見ている花ブログに、ツルソバの花が神奈川県横須賀市・荒崎海岸にあることが紹介されていた。
ツルソバは図鑑・山渓フィールドブックス 秋の野草に、分布域の北限が紀伊半島・伊豆諸島と記載されている。
念のためツルソバをインターネットで調べると、最近は温暖化の影響で、分布域が関東地方まで拡大していることがわかった。

しかし、荒崎海岸では自宅から遠く、もう少し近い場所にツルソバが生えていないか調べると、神奈川県逗子市・飯島岬にあることがわかり、現地に向かう。

飯島岬に着くと、すぐに白色の小さな花の群落が目に飛び込む。
近づいてみると、ツルソバの花が咲いているのを確認することができた。

ツルソバの花(ツルソバの花)

ツルソバの花を初めて見たとき、植物だけの目線であれば、本来西日本にしか見られない植物が見られることは嬉しい。
しかし、環境の目線で考えると、温暖化が進んでいて、生態系が乱れていることを実感する

ツルソバの葉っぱは、タデ科では珍しく光沢がある

ツルソバの葉(ツルソバの葉)

ツルソバの実は黒色で、葉っぱ同様に光沢がある
花と実を同時に見ることができる珍しいケースである。

ツルソバの実(ツルソバの実)

ツルソバを実際に見ると、ソバの花に似ていて、つる状に生えることから、名前の由来どおり納得がいく。

来た道を戻り、道路の法面にツルソバが一面に生えていて、繁殖力はかなり強いと考えられる
晩秋であるが、春一番のような南風が吹く暖かい陽気のなか、ツルソバの花を20枚以上撮影してしまった。

ツルソバの花(ツルソバの花)


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ツルソバ(タデ科)花期5~11月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄
暖地の海岸に生えるつる状の多年草。
花期が長く、春から初冬まで咲いている。
海岸の草地や林縁に多く、茎は1mほどに伸びて、倒れることが多い。
葉の付け根からも枝を出し、ソバの花を小さくしたような花をまとめてつける。
果実は4mmほどの球形である。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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