ハザクラキブシの花

ハザクラキブシの花ハザクラキブシを見た経験談を紹介しています。

ハザクラキブシの花を初めて見た日

ハザクラキブシの花を初めて見たのは、2023年2月5日に、東京都文京区・小石川植物園で見ることができた。

ハザクラキブシの花(ハザクラキブシの花)

ハザクラキブシの名前の由来

ハザクラキブシの名前の由来は、不明
まず「ハザクラ」について、サクラの葉っぱのように見えるところからと考えられる。
次に「キブシ」については、染料に使われていたフシ(五倍子)の代用品とされたところから、名付けられた。

ハザクラキブシの生えている場所

ハザクラキブシの生えている場所は、自生のものは、小笠原諸島沢沿いの斜面に生えている。
ただし、植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、小石川植物園で確認することができた。

ハザクラキブシを見た経験談

2023年2月5日、オキナワハグマの花を目当てに、東京都文京区・小石川植物園を訪れる。

現地に着いて、温室に入り、ウロウロしていると、キブシに似た花が目に飛び込む。
近づいてみると、ハザクラキブシと説明板に表記されていたことから、ハザクラキブシの花であることがわかった。

ハザクラキブシの花(ハザクラキブシの花)

ハザクラキブシの花を初めて見たとき、キブシの花に比べて、細く見えた

ハザクラキブシの花(ハザクラキブシの花)

植物名に「ハザクラ」と表記されているが、「サクラの葉っぱに似ているか?」と言われると、微妙であるとしか言えない。

ハザクラキブシの葉(ハザクラキブシの葉)

小石川植物園のハザクラキブシ鉢植えのため、木の高さは0.3mほどであったが、自生のもの1~6mほどある

ハザクラキブシは、小笠原諸島・母島のみの固有種
前記のことから、国の絶滅危惧種に指定されている。
さらに、ナガバキブシの変種として分類。

ハザクラキブシの花がちょうど見ごろであり、花の向きを調整して、撮影することができた。
今後の宿題として、自生のハザクラキブシの花を撮影することである。

ハザクラキブシの花(ハザクラキブシの花)

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ハザクラキブシ(キブシ科)花期1~3月
分布 小笠原諸島・母島
絶滅危惧ⅠA類(CR)
常緑樹。
ナガバキブシに比べて、葉は薄く、花の長さが長い点・果実が小さいことなどで区別する。
葉の柄は2~5cm。
葉の長さは10~15cmほどの長楕円形で、縁にギザギザがあり、先端はとがって、枝に互生する。
葉はやわらかい。
前年枝(ぜんねんし)の葉腋(ようえき)から、総状花序(そうじょうかじょ)を下に垂れる。
ちなみに前年枝とは、2年目の枝をいう。
また葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
さらに総状花序とは、下から上へ、あるいは周りから中心部へ咲いていく花の付き方をいう。
花序は長さ10~15cmほど。
花は鐘形で、色は淡黄色の4弁花である。
花の後につく果実は、卵形で長さ1~2cmほどである。


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