キブシの花を初めて見たのは、2016年3月26日で、
場所は川崎市宮前区の東高根森林公園で見ることができた。

キブシは標高の低い丘陵地に生えていて、
早春になるとキブシの花は、ブドウの実のように房状に咲く。
花の色は黄緑色といったところである。

早春に丘陵地で植物観察をしていると、キブシの花がたくさんぶら下がって
花が咲いているので、すぐに目につくとは思う。

ただキブシの花を初めてみた日に、花を撮影をするのを忘れてしまい、
2020年3月18・25日に川崎市多摩区の生田緑地で、
改めてキブシの花を撮影することができた。

キブシ

キブシ(上の2点ともキブシの花 2020年3月25日撮影)

キブシ(キブシの花 2020年3月18日撮影)

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キブシ(キブシ科)花期3~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
果実を五倍子(ふし)の代用として使うのでこの名がある。
雌雄異株の落葉低木。
山地に生えて3mほどの高さになる。
葉が出るより先に黄色の花房を吊り下げる。
地域ごとに変異の多い種類である。
花の内部を見ないと雌雄の違いがわからないが、
一般的に雄花は黄色みが強く、雌花は緑色を帯びる傾向がある。
葉は花が散る頃に伸びだし、楕円形で長さが8cmほどある。
花言葉は「待ち合わせ」や「出会い」
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)