イヌホオズキの花

イヌホオズキの花ヒヨドリジョウゴとの違いを紹介しています。

イヌホオズキの花を初めて見た日

イヌホオズキの花を初めて見たのは、2016年7月13日に、神奈川県川崎市中原区・中原ゴルフガーデン近くで見ることができた。

イヌホオズキの花(イヌホオズキの花 2023年10月20日撮影)

イヌホオズキの名前の由来

イヌホオズキの名前の由来は、ホオズキやナスに似ているが、役に立たないところから名付けられた。
植物名の頭に「イヌ」と表記されるものは、だいたい役に立たないことを意味する。

イヌホオズキの花言葉

イヌホオズキの花言葉は、「嘘」・「嘘つき」・「真実」

イヌホオズキの生えている場所

イヌホオズキの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに生えているのを確認することができた。

ヒヨドリジョウゴとの違い

厄介なのが、ヒヨドリジョウゴの花によく似ていて、同じような場所に生えていることから、判別が難しいと感じる。

1.花びらの反り返り具合

  • ヒヨドリジョウゴ 強く反り返る
  • イヌホオズキ あまり反り返らない

ヒヨドリジョウゴの花(参考 ヒヨドリジョウゴの花)

イヌホオズキの花(イヌホオズキの花)

2.茎の毛の有無

  • ヒヨドリジョウゴ 毛がたくさん生えている
  • イヌホオズキ 無毛

3.実の色の違い

  • ヒヨドリジョウゴ 赤色
  • イヌホオズキ 黒色

両者の違いは、花びらの反り返り・茎の毛の有無を確認すれば、判別は容易である。

ヒヨドリジョウゴの記事はこちらからどうぞ

イヌホオズキを見た経験談

2023年10月20日、オオバクサフジの花を目当てに、神奈川県秦野市渋沢・雁音神社を訪れる。
雁音神社へ向かう途中、道ばたに白色の小さな花が、点々と咲いているのが目に飛び込む。
近づいて見ると、イヌホオズキの花が咲いているのを確認することができた。

イヌホオズキの花(イヌホオズキの花 2023年10月20日撮影)

イヌホオズキの花を見ていて、白色の小さい花が可愛い印象を受ける

イヌホオズキの花(イヌホオズキの花 2023年10月20日撮影)

イヌホオズキの花は初夏のころに咲き出し、暖地では初冬まで咲き続け、花期はかなり長い。
しかし、イヌホオズキを含むナス科の花は、似た花が多く、判別に苦労させられる。

イヌホオズキの花(イヌホオズキの花 2023年10月20日撮影)

イヌホオズキの花は小さいが、草の高さは1m近くあり、ギャップを感じる

イヌホオズキの全体像(イヌホオズキの全体像)

イヌホオズキの名前の由来は、「役に立たない」とされているが、自分のなかではホオズキの花に比べて、小さくて可愛いというのが率直な感想である

イヌホオズキの花が点々と咲いていたので、花の向きを考慮して撮影することができた。
今後の宿題として、イヌホオズキの実を撮影することである。

イヌホオズキの花(イヌホオズキの花 2023年10月20日撮影)

イヌホオズキの葉(イヌホオズキの葉)

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イヌホオズキ(ナス科)花期8~10月
分布 日本全土
世界の熱帯から温帯に広く分布する草で、日本でも全土でごく普通に見かける。
海岸から山地まで生えるが、人里周辺に多く、道ばたや畑などいたる所に生えてくる。
生える環境によって、草の高さはさまざまだが、普通60cmほどになり、枝を分けて茂る。
花は白色で直径1cm、ホオズキをずっと小さくしたような果実は熟すと黒くなり、光沢がある。
有毒植物の1つである。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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