・ノササゲの花・トキリマメとの違い・ノササゲを見た経験談を紹介しています。
ノササゲの花を初めて見た日
ノササゲの花を初めて見たのは、2024年9月30日に、東京都八王子市・東京薬科大学外周で見ることができた。
(ノササゲの花)
ノササゲの名前の由来
ノササゲの名前の由来は、ササゲは食用にするインゲンマメを指し、ササゲに似て野に生えることから名付けられた。
別名 キツネササゲ
ノササゲの花言葉
ノササゲの花言葉は、「甘い乙女心」
ノササゲの生えている場所
ノササゲの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に他の植物に絡まって、生えているのを確認することができた。
トキリマメとの違い
厄介なのが、トキリマメの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.葉っぱの形
- トキリマメ 全体的に丸く、先端はとがる
- ノササゲ 全体的に細長く、先端は丸まっている
(参考 トキリマメの葉)
(ノササゲの葉)
2.果実の莢(さや)の色
- トキリマメ 赤色
- ノササゲ 紫色
(参考 トキリマメの実)
(参考 トキリマメの花)
(ノササゲの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
トキリマメの記事はこちらからどうぞ
トキリマメの花・実を紹介しています。
ノササゲを見た経験談
2024年9月30日、シボリミヤマアキギリの花を目当てに、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園を訪れる。
シボリミヤマアキギリの花を見ることができ、東京薬科大学薬用植物園を後にして、外周を歩いていると、林下に黄色の細長い花がぶら下がっているのが目にとまる。
よく見ると、葉っぱ全体が細長いことから、ノササゲの花とわかった。
(ノササゲの花)
(ノササゲの葉)
ノササゲの花の大きさは1.5~2cmと小さく、目につきづらい。
しかし、ノササゲの花が集まって咲いていると、ボリュームがあり、見ごたえがある。
(ノササゲの花)
ノササゲの黄色の花が咲くと、秋本番であることを実感する。
(ノササゲの花)
ちなみにノササゲは、他の植物に絡まっていることが多い。
ノササゲの生えている姿を現地で見ていると、たくましく見えてしまう。
(ノササゲの全体像)
ノササゲの果実の莢(さや)は紫色で、晩秋になると、見ることができる。
山野草愛好家の間で、ノササゲの紫色の果実のファンは意外と多い。
ちなみにノササゲの果実は、有毒である。
ノササゲの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、ノササゲの果実を撮影することである。
(ノササゲの花)
ノササゲ(マメ科)花期8~10月
分布 本州・四国・九州
山野の林縁などに生え、周りの木や草に細い蔓(つる)で絡みつく。
3小葉からなり、葉裏は白っぽく、まばらに毛がある。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
長さ2cmほどの花をまとめて吊り下げる。
果実はところどころが膨(ふく)れる数珠状で、淡い紫色をしている。
熟すと裂開して、青黒い種子が見えるが、種子はしばらくの間は莢についている。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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