オオヒナノウスツボの花を初めて見た日
オオヒナノウスツボの花を初めて見たのは、2018年8月25日で、場所は東京都八王子市の長池公園で見ることができた。
オオヒナノウスツボの名前の由来
オオヒナノウスツボの名前の由来は、壺(つぼ)形の小さな花を臼(うす)や壺に見立てたものから名付けられたとされている。
オオヒナノウスツボの生えている場所
オオヒナノウスツボの生えている場所は、自分が見た限りでは、樹林帯の下に生えているのを確認することができた。
オオヒナノウスツボを見た経験談
2020年8月29日にアマチャヅルの花を探しに、再び長池公園を訪れたときに、オオヒナノウスツボが生えている場所に立ち寄った。
オオヒナノウスツボの茎が直立になっておらず、なんだかうなだれている印象を受けてしまった。
ただ茶色の面白い形をした花は特徴があって、花を見て再び感動が込み上げるものがあった。
無事オオヒナノウスツボの花を撮影することができた。
(上の2点ともオオヒナノウスツボの花 2020年8月29日撮影)
(オオヒナノウスツボの葉)
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オオヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科)花期8~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
日当たりのよい草地や林のふちなどに生える。
高さ約1mの多年草。
紡錘(ぼうすい)状に肥大した根が数個ある。
茎は4稜形。
葉は対生し、長さ6~10cm、幅3~5cmの長卵形~卵形でややかたい。
先端はとがり、ふちにはとがった鋸歯がある。
花は茎の上部に円錐(えんすい)状につき、暗紫色で長さ8~9mm。
小花柄は太く、腺毛がある。
花はふくらんだ壺形。
萼(がく)は鐘形で5裂する。
蒴果(さくか)は長さ6~9mmの卵形。
ちなみに蒴果とは果実が熟すと、タネを覆う皮が裂けてタネが飛び散る果実をいう。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)