シキミの花を初めて見たのは、2018年3月17日で、
場所は高尾山で見ることができた。

シキミの花は淡い緑色で、とても綺麗な姿や形をしているが、
実には猛毒が含まれている。

シキミの名前に由来は「悪しき実」(あしきみ)の「あ」を省いて、
シキミに転訛した説がある。

ある宗教団体ではお墓に花を供えずに、シキミの樹を植えて供えている。
友達から聞いた話である。

2020年3月9日に、川崎市多摩区の生田緑地に植物観察をした際に、
シキミの花が最盛期を迎え、樹の高さは3m近くあり、
立派な株についたシキミの花を改めて撮影することができた。

シキミ

シキミ(上の2点ともシキミの花 2020年3月9日撮影)

シキミの葉(シキミの葉)

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シキミ(シキミ科 APG分類ではマツブサ科)花期3~5月
分布 本州・四国・九州・沖縄
果実に猛毒があり「悪しき実」が語源という。
暖地の山地に生える常緑小高木。
高さは3mほどのものが多いが、大きくなると10mを超す。
樹皮は黒褐色で虫がはったような皮目である。
小枝は緑色になる。
葉は肉が厚く光沢があり、主脈以外は目立たない。
花は葉の付け根に数個が集まって咲く。
クリーム色が普通だが、赤みを帯びるものがあり、
淡紅色のものをウスベニシキミという。
葉や樹皮を粉末にして香(こう)として使う。
枝は仏前、墓前に供える。
花言葉は「猛毒」や「甘い誘惑」・「援助」
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編)