ウメモドキの実

ウメモドキの実ツルウメモドキとの違いウメモドキを見た経験談を紹介しています。

ウメモドキの実を初めて見た日

ウメモドキの実を初めて見たのは、2025年11月23日に、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地で見ることができた。

ウメモドキの実(ウメモドキの実)

ウメモドキの名前の由来

ウメモドキの名前の由来は、葉っぱがウメの葉っぱに似ていることから名付けられた。

ウメモドキの花言葉

ウメモドキの花言葉は、「知恵」・「明朗」・「深い愛情」

ウメモドキの生えている場所

ウメモドキの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下・湿り気のある場所に生えているのを確認することができた。

ツルウメモドキとの違い

名前が被っているツルウメモドキがあるが、特徴は明らかに違う。

1.分類

  • ツルウメモドキ ニシキギ科
  • ウメモドキ モチノキ科

2.樹の形

  • ツルウメモドキ つる性
  • ウメモドキ 落葉低木

ツルウメモドキの実 全体像(参考 ツルウメモドキの全体像)

ウメモドキの全体像(ウメモドキの全体像)

3.果実の形

  • ツルウメモドキ 黄色い皮が裂け、赤色の実が出る
  • ウメモドキ 赤色の実を熟す

ツルウメモドキの実(参考 ツルウメモドキの実)

ウメモドキの実(ウメモドキの実)

両者の違いは、樹や果実の形を確認すれば、間違えることは無い。

ツルウメモドキの記事はこちらからどうぞ

ウメモドキを見た経験談

2025年11月23日、ウメモドキの実を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。

園内・ハンノキ林の木道合流地点を少し過ぎると、左側の木赤い実がたくさんついていた。
近づいて、木にぶら下がっている白いプレートを見ると、ウメモドキと表記されていることから、ウメモドキの実であることがわかった。

ウメモドキの実(ウメモドキの実)

まずウメモドキは、花より実のほうが目立つ
次にウメモドキの花淡い紫色であるが、あまりに小さすぎて、地味で目立たない。
逆にウメモドキの実赤色で、たくさん熟すことから、目につく。

ウメモドキの実(ウメモドキの実)

ウメモドキの赤色の実が熟すと、秋が深まったことを実感する

ウメモドキの実(ウメモドキの実)

ちなみにウメモドキの実は、鈴なりに熟して、見ごたえがあるから、庭木として利用されている。

ウメモドキの実(ウメモドキの実)

ウメモドキの葉っぱは長さ3~8cm・幅1.5~3cmで、縁には細かいギザギザがある。
またウメモドキの葉っぱには、短い毛が生え、触るとザラっとした感触がある。

ウメモドキの葉(ウメモドキの葉)

ウメモドキの名前の由来葉っぱがウメの葉っぱに似ていると表記されているが、個人的には葉っぱより、花の形がウメに似ていると感じる。
またウメモドキの名前の由来を知るまで、「ウメの花の形に似ている」と思い込んでいた。

生田緑地のウメモドキの実は見ごろを迎え、実の付き具合が良いものを選んで、静かに撮影することができた。
今後の宿題として、ウメモドキの花を撮影することである。

ウメモドキの実(ウメモドキの実)


created by Rinker
¥3,300 (2025/11/25 6:52:56時点 楽天市場調べ-詳細)

ウメモドキ(モチノキ科)花期6月
分布 本州・四国・九州
山野の湿地やその周辺の水分がたっぷりとある場所に生える。
高さが2mほどになる雌雄異株の落葉低木。
花は淡い紫色~白色。
果実は赤く熟し、球形で直径5mmほど。
花材としても使われる。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)


今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村