レンリソウの花を初めて見たのは、2017年5月16日で、
場所は多摩川で見ることができた。
レンリソウの生えている環境は河川が氾濫(はんらん)しやすい場所に生えていると思う。
しかし個体数はあまりない。
レンリソウが生えていた場所にはロープで仕切られていた。
それだけ貴重な植物なのだと思う。
初めてレンリソウの花を見たときは園芸種のスイートピーに似ている印象を受けた。
また鮮やかな赤色もとても綺麗である。
2019年5月5日にチョウジソウの花を見に、
さいたま市の田島ヶ原へ行ったときに、サクラソウの時に花の話をした
ボランティアの方に前もって咲いている場所を教えてもらっていたので、
すぐにレンリソウの花を見つけることができた。
(2019年5月5日撮影 場所 田島ヶ原)
レンリソウ(マメ科)花期5~6月
分布 本州・九州
連理は男女の深い契りのたとえのことで、小葉が綺麗に対生しているので連理草とつけられた。
川岸などの湿った草地に生える高さ30~80㎝の多年草。
茎は直立し、両側に狭い翼がある。
小葉は2~6個あり、長さ2~6㎝、
幅0.4~1㎝の線形または披針形で両端がとがる。
巻きひげは枝分かれしない。
葉腋から長さ10~15㎝の柄を伸ばし、紅紫色の花を5~8個つける。
花は長さ1.5~2.5㎝。
豆果は長さ2~4.5㎝で、まばらに毛がある。
花言葉は「門出」や「思い出」
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)