・クリンユキフデの花・クリンユキフデを見た経験談を紹介しています。
クリンユキフデの花を初めて見た日
クリンユキフデの花を初めて見たのは、2023年4月17日に、山梨県北杜市清里周辺・宮司の滝で見ることができた。
(クリンユキフデの花)
クリンユキフデの名前の由来
クリンユキフデの名前の由来は、白花を雪に、花穂(かすい)を筆に例え、花穂が九輪塔のようにいく段にもつくところから名付けられたとされている。
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く花の姿をいう。
クリンユキフデの生えている場所
クリンユキフデの生えている場所は、自分が見た限りでは、沢沿いの湿った場所に点々と咲いているのを確認することができた。
クリンユキフデを見た経験談
クリンユキフデの名前を知ったのは、2022年4月に、自分が見ている花ブログであった。
2023年4月17日、山の花を探しに、山梨県北杜市清里周辺・宮司の滝を訪れる。
沢沿いを歩いていると、白色の小さすぎる花が目にとまった。
近づいてみると、先端がフサフサしていたので、クリンユキフデの花であることがわかった。
(クリンユキフデの花)
クリンユキフデの花を初めて見たとき、図鑑やインターネットで掲載されている写真で見るより、実物はかなり小さすぎるのにビックリした(実際1~3cmぐらい)。
またクリンユキフデの特徴を知らないと、あまりにも小さすぎるので、見逃してしまう。
(クリンユキフデの花)
クリンユキフデは花より葉っぱのほうが大きくて、どうしても葉っぱのほうに目がいってしまう。
(クリンユキフデの葉)
しかし、名前の由来である花の姿を筆に見立てたのは、現地で見ていて、本当に筆の先に似ていると感じてしまう。
最初にクリンユキフデの名前を名付けた人は、あまりにもユーモア過ぎてしまう。
(クリンユキフデの花)
後でわかったことで、クリンユキフデは国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
自分も前記のことを知って、まさか普通に生えていない植物であったのかと思うのが正直な感想である。
クリンユキフデの花があまりにも小さすぎるので、被写体にピントを合わせて撮影するのに苦労した。
(上の2点ともクリンユキフデの花)
クリンユキフデ(タデ科)花期4~6月
分布 本州・四国・九州
山地の林内に生える多年草。
茎は直立し、高さ15~35cm。
根生葉(こんせいよう)は長い柄があり、葉は卵状心形で、長さ4~10cm・先はとがって無毛。
ちなみに根生葉とは、地上の茎の根元についている葉をいう。
茎の葉は柄が無く、茎を抱く。
茎の先には長さ1.5~3cm、葉腋(ようえき)には短い穂状花序(すいじょうかじょ)を出し、白色の花を密につける。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
また穂状花序とは、長く伸びた花だけをつける茎や枝に、柄の無い花が穂状につくものをいう。
花びらは無く、萼(がく)は5裂。
ちなみに萼とは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっているもので、外側にあるものをいう。
雄しべ8個は萼より突き出る。
花柱(かちゅう)は3個。
ちなみに花柱とは、雌しべ本体をいう。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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