・トビカズラの花・トビカズラを見た経験談を紹介しています。
トビカズラの花を初めて見た日
トビカズラの花を初めて見たのは、2023年5月1日に、神奈川県相模原市南区・相模原公園で見ることができた。
(トビカズラの花)
トビカズラの名前の由来
トビカズラの名前の由来は、源平合戦のときに、焼き討ちにされて、寺の千手観音像が空を飛んでこの木に難を逃れた伝説から名付けられたとされている。
別名 アイラトビカズラは、熊本県菊鹿郡相良(あいら)地区(現在・山鹿市)で発見されたことによる。
トビカズラの花言葉
トビカズラの花言葉は、「奇跡」・「ご加護」・「愛の力」
トビカズラの生えている場所
トビカズラの生えている場所は、自生のものについては、林の下に生えている。
しかし、トビカズラは植えられているものを見ることができ、自分が見た限りでは、公園の植物コーナーに植えられているのを確認することができた。
トビカズラを見た経験談
トビカズラの名前を知ったのは、2023年4月に、自分が見ている花ブログであった。
自生のものは、熊本県や長崎県にごくわずかしか生息していないことに興味を持ち、どうしても見たいと思った。
花ブログには、神奈川県相模原市南区・相模原公園にトビカズラの花があることが掲載されていた。
また別の花ブログで、公園のトビカズラが植えられている場所を確認して、現地に向かう。
相模原公園に着いて、緑の街をウロウロしていると、トンネルのような場所に、暗褐色の花がぶら下がっているのが目に飛び込む。
近づいてみると、トビカズラの花がちょうど見ごろであった。
(トビカズラの花)
トビカズラの花を初めて見たとき、グロテスクで怖い印象を受けた。
また花を見ていて、周りがニンニクのような臭いがしたので、説明板を見ると、トビカズラの花から放っている臭いであることが掲載されていた。
(トビカズラの花)
(トビカズラの説明板)
トビカズラの花は、暗褐色のほかに白色の花も咲いていた。
(トビカズラの白花)
トビカズラの花を見ていて、日本には長崎県や熊本県のごく限られた場所にしか生えていないからか、花が少ないと思っていたら、たくさん咲いているのにビックリした。
(トビカズラの花)
トビカズラは、1990年代まで熊本県の相良地区にしか無いとされていた。
しかし、2000年代に長崎県佐世保沖の無人島に、2010年代には熊本県の天草上島で確認されている。
トビカズラの花がたくさん咲いていたので、花が放つ臭気に耐えながら撮影することができた。
(トビカズラの花)
(トビカズラの葉)
トビカズラ(マメ科)花期4~5月
分布 九州(長崎・熊本県)
中国南部に分布。
大形の常緑つる性の木の植物。
葉は3出複葉。
葉は網状の脈が目立つ。
長さ12~20cmの総状花序を垂らし、長さ7~8cmの暗紫色の花を多数つける。
ちなみに総状花序とは、下から上へ、あるいは周りから中心部へ咲いていく花の付き方をいう。
(山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花 離弁花2参照)
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