
・ガクウツギの花・ガクウツギを見た経験談を紹介しています。
ガクウツギの花を初めて見た日
ガクウツギの花を初めて見たのは、2017年6月10日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ガクウツギの花 2025年5月19日撮影)
ガクウツギの名前の由来
ガクウツギの名前の由来は、樹の形がウツギに似ていて、花のまわりに装飾花をつけていることから名付けられた。
ちなみに装飾花とは、雄しべや雌しべが退化して、花びらや萼(がく)が発達した花をいう。
別名 コンテリギ(紺照木)は、葉っぱが黒色を帯び、紺色に見えることから。
ガクウツギの花言葉
ガクウツギの花言葉は、「古風」・「風情」・「秘密」・「明日の幸福」
ガクウツギの生えている場所
ガクウツギの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の沢沿いの林下に生えているのを確認することができた。
ガクウツギを見た経験談
2025年5月19日、スズムシソウの花を目当てに、東京都八王子市・小仏城山を訪れる。
小仏城山に向かう途中、日影林道を歩いていると、白色の花が点々と咲いているのが目にとまる。
近づいてみると、ガクウツギの花が咲いているのを確認することができた。
(ガクウツギの花 2025年5月19日撮影)
ガクウツギの白色の部分は装飾花であり、花は淡い黄色の部分を指す。
(ガクウツギの花 2025年5月19日撮影)
ガクウツギは花より白色の装飾花のほうが、どうしても目立ってしまう。
またガクウツギの花が最盛期になると、木全体に白色の装飾花が覆われている姿は圧巻の一言である。
(ガクウツギの木の全体像)
ガクウツギの白色の装飾花が目につくと、初夏本番であることを実感する。
(ガクウツギの花 2025年5月19日撮影)
ちなみにガクウツギの花が満開になると、蜂蜜のような香りを放つ。
しかし、自分が日影林道で、ガクウツギの花を見たとき、小雨が降っていた影響からか、香りはしなかった。
ガクウツギの葉っぱは対生し、長楕円状披針形で、先端が尾状にとがる。
葉っぱの縁は浅いギザギザがあり、表面は深緑色で光沢がある。
(ガクウツギの葉)
高尾山のガクウツギの花は見ごろを迎え、小雨の降る中、撮影していて「風情のある花だなぁ~」と思ってしまう。
(上記の2点ともガクウツギの花 2025年5月19日撮影)
ガクウツギ(ユキノシタ科 APG分類ではアジサイ科)花期5~6月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州
山の斜面や林下に生え、高さは1.5mほど。
5~6月に咲く花は装飾花の白い萼片(がくへん)がよく目立つ。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)
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