ヤハズソウの花

ヤハズソウの花メドハギとの違いヤハズソウを見た経験談を紹介しています。

ヤハズソウの花を初めて見た日

ヤハズソウの花を初めて見たのは、2019年9月8日に、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地で見ることができた。

ヤハズソウの花(ヤハズソウの花 2024年9月12日撮影)

ヤハズソウの名前の由来

ヤハズソウの名前の由来は、葉っぱを引っ張ると、矢筈形に切れることから名付けられた。
ちなみに矢筈とは、矢の後ろ側にある、弓の弦を引っ掛けるためのV字形の切れ込みを指す。

ヤハズソウの花言葉

ヤハズソウの花言葉は、「雄弁」

ヤハズソウの生えている場所

ヤハズソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、道ばた野原に群生しているのを確認することができた。

メドハギとの違い

メドハギとは葉っぱの構造が少し似ている。

1.草の高さ

  • メドハギ 0.6~1m
  • ヤハズソウ 0.15~0.4m

2.花の色

  • メドハギ 白色
  • ヤハズソウ 淡い紅紫色

メドハギの花(参考 メドハギの花)

ヤハズソウの花(ヤハズソウの花)

メドハギの葉(参考 メドハギの葉)

ヤハズソウの葉(ヤハズソウの葉)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

メドハギの記事はこちらからどうぞ

ヤハズソウを見た経験談

2024年9月12日、秋の花を目当てに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
公園内・二ノ丸広場~本丸広場の野原の道を歩いていると、淡い紫色の小さい花がわずかに咲いている。
よく見ると、ヤハズソウの花が咲いているのを確認することができた。

ヤハズソウの花(ヤハズソウの花 2024年9月12日撮影)

ヤハズソウの花の大きさ5mmと小さすぎて、また草の高さ0.15~0.4mと低いことが手伝い、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、ヤハズソウの花の特徴を知ると、可愛い花だなぁ~と実感する。

ヤハズソウの花(ヤハズソウの花 2024年9月12日撮影)

ヤハズソウの花淡い紅紫色で、渋い色であり、秋の季節によく似合う。
またヤハズソウの淡い紅紫色の花を見かけると、秋が来たことを感じる

ヤハズソウの花(ヤハズソウの花 2024年9月12日撮影)

ヤハズソウは小さい花であるが、見ごろになると、淡い紅紫色の花が点々と咲いている光景は、意外と目につきやすい。

ヤハズソウのは葉っぱは、小葉は長さ1~1.7cm・幅3~7mmの長楕円形で、斜めに並んだ脈が目立ち、ふちに毛がある。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。

ヤハズソウ群生していることが多く、花を探すときは、葉っぱから探したほうが、わかりやすい

ヤハズソウの葉(ヤハズソウの葉)

ヤハズソウの全体像(ヤハズソウの全体像)

ちなみにヤハズソウは普通に見られる植物で、雑草扱いを受け、駆除の対象となっている。

片倉城跡公園のヤハズソウの花は咲き始めであり、開いているものを選んで、撮影することができた。
しかし、ヤハズソウの花の大きさ5mmと小さすぎて、またヤブ蚊にも襲われ、ゆっくり撮影することができなかった。

ヤハズソウの花(ヤハズソウの花 2024年9月12日撮影)



ヤハズソウ(マメ科)花期8~10月
分布 日本全土
日当たりのよい道ばたや河原などに生える。
茎はあまり立ち上がらず、横に寝ていることが多い。
茎には下向きの白い毛が生えるのが特徴。
よく似たマルバヤハズソウは、茎が直立することが多く、上向きの毛が生え、茎の下部の葉の先端がへこむので区別できる。
ちなみにヤハズソウの葉は、へこまない。
葉の付け根に長さ5mmほどの花を咲かせる。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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