ジャコウソウの花

ジャコウソウの花タニジャコウソウとの違いジャコウソウを見た経験談を紹介しています。

ジャコウソウの花を初めて見た日

ジャコウソウの花を初めて見たのは、2016年9月25日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

ジャコウソウの花(ジャコウソウの花 2025年10月19日撮影)

ジャコウソウの名前の由来

ジャコウソウの名前の由来は、『牧野新日本植物図鑑』によれば、茎葉を揺すると、良い香りがすることから名付けられた。

また学名 モスカータ麝香(じゃこう)の香りのある意味。

ジャコウソウの花言葉

ジャコウソウの花言葉は、「勇気」・「活発」・「強さ」

ジャコウソウの生えている場所

ジャコウソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の沢沿いに生えているのを確認することができた。

タニジャコウソウとの違い

厄介なのが、タニジャコウソウによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.花の色

  • タニジャコウソウ 濃いピンク色
  • ジャコウソウ 淡いピンク色

タニジャコウソウの花(参考 タニジャコウソウの花)

ジャコウソウの花(ジャコウソウの花)

2.花柄の長さ

  • タニジャコウソウ 長い(3~4cm)
  • ジャコウソウ 短い(0.5~1.2cm)

タニジャコウソウの花柄(参考 タニジャコウソウの花柄)

ジャコウソウの花柄(ジャコウソウの花柄)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

タニジャコウソウの記事はこちらからどうぞ

ジャコウソウを見た経験談

2025年10月19日、アケボノシュスランの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
高尾日影沢・電柱48番付近を通り過ぎようとすると、淡いピンク色の細長い花が目にとまる。
よく見ると、ジャコウソウの花が咲いているのを確認することができた。

ジャコウソウの花(ジャコウソウの花 2025年10月19日撮影)

ジャコウソウの花淡いピンク色で、大きさ4~4.5cmと大きく、目につきやすい。
またジャコウソウの淡いピンク色の花が咲き出すと、秋の始まりを実感する

ジャコウソウの花(ジャコウソウの花 2025年10月19日撮影)

ジャコウソウの花は、最初はタニジャコウソウの花と同じく濃いピンク色と思っていた。
しかし、ジャコウソウの花を現地で観察していると、淡いピンク色であり、タニジャコウソウの花との違いがわかりやすい。

ジャコウソウの花(ジャコウソウの花 2025年10月19日撮影)

ちなみにジャコウソウの花は、秋の高尾山の沢沿いを歩いていれば、普通に見ることができる。

ジャコウソウの名前の由来は麝香の香りがするとされているが、現地で観察していて、いい香りは全くしない

ジャコウソウの葉っぱは対生し、長楕円形で長さ10~20cm、粗いギザギザがあり、茎とともに細かい毛がある。
現地でジャコウソウの葉っぱを見ていると、上記の長さどおり、大きく感じる

ジャコウソウの葉(ジャコウソウの葉)

高尾山のジャコウソウの花は終わりを迎え、残り花を探して、なんとか撮影することができた。

ジャコウソウの花(ジャコウソウの花 2025年10月19日撮影)



ジャコウソウ(シソ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地から深山にかけての樹林下に生える。
湿り気の多い場所を好むので、沢沿いなどに多い。
高さは1mほどになり、茎は斜めに傾く。
葉の付け根に筒状の花をつける。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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