
・ハマゼリの花・セリとの違い・ハマゼリを見た経験談を紹介しています。
ハマゼリの花を初めて見た日
ハマゼリの花を初めて見たのは、2025年10月26日に、神奈川県横須賀市・観音崎公園で見ることができた。
(ハマゼリの花)
ハマゼリの名前の由来
ハマゼリの名前の由来は、浜辺に生え、セリに似ていることから名付けられた。
ハマゼリの生えている場所
ハマゼリの生えている場所は、自分が見た限りでは、海岸の岩場に生えているのを確認することができた。
セリとの違い
厄介なのが、名前が被っているセリがある。
1.生えている場所
- セリ 水田や溝などの湿り気の多い場所
- ハマゼリ 海岸の岩場
2.花期
- セリ 7~8月
- ハマゼリ 8~10月
(参考 セリの花)
(ハマゼリの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
セリの記事はこちらからどうぞ
セリの花・セリを見た経験談を紹介しています。
ハマゼリを見た経験談
2025年10月26日、ハマゼリの花を目当てに、神奈川県横須賀市・観音崎公園を訪れる。
公園内の岩場に差し掛かり、ハマゼリの花を目を凝らして探していると、白色の小さい花が咲いているのが目に入った。
よく見ると、ハマゼリの花が咲いているのを確認することができた。
(ハマゼリの花)
ハマゼリの花は、セリの花に比べ、集まって咲いていない。
どちらかと言えば、「点々と咲いている」と言うのが第一印象である。
(ハマゼリの花)
ハマゼリの花の大きさは2mmと小さすぎて、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、ハマゼリの花の特徴を知ると、「岩場に点々と咲いていること」にビックリする。
ちなみにハマゼリは、セリ科の花では晩秋まで咲いている。
(ハマゼリの花)
ハマゼリの葉っぱは、3~10cmの単羽状複葉で、小葉は羽状に切れ込む。
自分がハマゼリの葉っぱを見たとき、海辺の植物であるからか、少し肉厚に見え、花より目につきやすいと感じた。
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉っぱのそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
(ハマゼリの葉)
ハマゼリの実は3mmと小さすぎて、花同様にあまり目立たない。
(ハマゼリの実)
ちなみにハマゼリは、セリのように食べることはできない。
鹿児島県・種子島では、ハマゼリを天ぷらにして食べるとされているが、こちらはハマボウフウを指す。
ハマゼリの花は見ごろを過ぎていたが、咲いているものは少しあり、なんとか撮影することができた。
(ハマゼリの花)
ハマゼリ(セリ科)花期8~10月
分布 日本全土
海岸の岩場や砂礫地に生える。
風当たりの弱い場所では、立ち上がって30cmほどになることもある。
白い5弁の花が密に固まって咲くが、雄しべの葯(やく)が淡い紫色をしているので、やや赤っぽく見えることがある。
ちなみに葯とは、雄しべの先の花粉が入った袋をいう。
球形の実も赤く色づく。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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