・アメリカノウゼンカズラの花を紹介しています。
アメリカノウゼンカズラの花を初めて見た日
アメリカノウゼンカズラの花を初めて見たのは、2021年7月30日で、場所は神奈川県川崎市中原区下小田中6丁目のマンションのフェンスで見ることができた。
(アメリカノウゼンカズラの花 2021年7月30日撮影)
アメリカノウゼンカズラの名前の由来
アメリカノウゼンカズラの名前の由来は、まず「ノウゼンカズラ」について、古くはノショウまたはノショウカズラと呼ばれていたが、それが転じて、ノウゼンカズラと名付けられた。
中国名は「霄(そら)」を「凌(しの)ぐ」ほど伸びるという意味で、「凌霄(りょうしょう)」という。
ノショウは「凌霄」の音読みがなまったもので、「カズラ」はつる性の植物の総称である。
次に「アメリカ」については、アメリカから渡来したものと考えられる。
アメリカノウゼンカズラの花言葉
アメリカノウゼンカズラの花言葉は、「華やかな名誉」
アメリカノウゼンカズラの生えている場所
アメリカノウゼンカズラの生えている場所は、自分が見た限りでは、民家のフェンスに絡まって、生えているのを確認することができた。
アメリカノウゼンカズラを見た経験談
2023年9月22日、自転車で買い物に向かう途中、神奈川県川崎市中原区下小田中6丁目のマンションに差し掛かったとき、真っ赤な花が、ぶら下がって咲いているのが目に入る。
近づいて見ると、アメリカノウゼンカズラの花が咲いているのを確認することができた。
(アメリカノウゼンカズラの花 2023年9月22日撮影)
アメリカノウゼンカズラの花は毎年見ているが、真っ赤な花であるからか、インパクトが強い。
また花が咲き出すと、真夏に入ったという実感を感じる。
(アメリカノウゼンカズラの花 2023年9月22日撮影)
2023年の猛暑で、自宅の近所に咲いている花は花付きが悪く、なかには葉っぱや茎が、茶色く変色しているものもあった。
しかし、アメリカノウゼンカズラの花は暑さに強いせいか、立派に咲いている。
(アメリカノウゼンカズラの花 2023年9月22日撮影)
アメリカノウゼンカズラの花を見ていると、笑っているような気がして、見方によってはどこか薄気味悪い気がする。
(アメリカノウゼンカズラの花 2023年9月22日撮影)
アメリカノウゼンカズラはつる性植物であり、建物のフェンスなどに絡まって生えていて、繁殖力が強い。
繁殖力が強いことから、駆除の対象になっている。
9月下旬に入ったこともあり、アメリカノウゼンカズラの花は全体的に終わっていて、残っている花を撮影することができた。
今後の宿題として、ノウゼンカズラの花をまだ見ていないので、アメリカノウゼンカズラとの違いを被写体に撮影することである。
(アメリカノウゼンカズラの花 2023年9月22日撮影)
(アメリカノウゼンカズラの葉)
アメリカノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科)花期7~10月
北アメリカ原産
つるは気根(きこん)を出し、壁や樹木を這いのぼる。
ちなみに気根とは、空気中に茎や幹から伸ばされた根のことをいう。
葉の付き方は対生、奇数羽状複葉で3~7対の小葉がつく。
小葉は卵形で、表面に光沢があり、先がとがって、縁には粗いギザギザがある。
花は集散花序に固まって多数つく。
花の色は赤色で、直径3~4cm・長さ6~8cmのトランペット形で先は5裂する。
雄しべは4個・雌しべは1個・柱頭(ちゅうとう)が2裂する。
ちなみに柱頭とは、雌しべの頂部で、花粉のつくところをいう。
萼(がく)は花と同色で、萼片(がくへん)は短い。
ちなみに萼とは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっているもので、外側にあるものをいう。
果実は長さ7~15cmの長楕円形の蒴果(さくか)で、垂れ下がる。
ちなみに蒴果とは、果実が熟すと、タネを覆う皮が裂けてタネが飛び散る果実をいう。
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