ツリフネソウの花

ツリフネソウの花キツリフネとの違いツリフネソウを見た経験談を紹介しています。

ツリフネソウの花を初めて見た日

ツリフネソウの花を初めて見たのは、2016年9月10日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

ツリフネソウの花(ツリフネソウの花 2021年8月24日撮影)

ツリフネソウの名前の由来

ツリフネソウの名前の由来は、細い花柄の先につり下がって咲く花の姿を、釣舟(つるして使う釣花生けのなかで舟形をしたもの)から名付けられた。

また、花が帆掛け船をぶら下げたように見えるところから名付けられた説もある。
しかし、今の時代に釣舟の生け花の容器や帆掛け船と言われてもピンとこない。

ツリフネソウの花言葉

ツリフネソウの花言葉は、「心を休める」や「詩愛な愛」

ツリフネソウの生えている場所

ツリフネソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下の沢沿い近くの湿った場所に群生して生えているのを確認することができた。

キツリフネとの違い

厄介なのが、キツリフネの花に形がよく似ている。

1.花の色

  • キツリフネ 黄色
  • ツリフネソウ 紅色

2.花の付く位置

  • キツリフネ 葉っぱの下に咲く
  • ツリフネソウ 葉っぱの上に突き出して咲く

3.花の後ろ距(きょ)の形

  • キツリフネ まっすぐ伸びる
  • ツリフネソウ 丸まる

ちなみにとは、花の後ろに突き出した中空の角状をいう。

キツリフネの花(参考 キツリフネの花)

ツリフネソウの花(ツリフネソウの花)

両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。

キツリフネの記事はこちらからどうぞ

ツリフネソウを見た経験談

2021年8月24日、山梨県富士吉田市・高座山(たかざすやま)に向かっている途中、ペンション鉱泉閣~鳥居地峠の林道を歩く。

林道を歩いている途中、沢を通りかかり、辺りを見渡すと、紅色の大型の花がたくさん咲いているのが目に飛び込む。
近づいてみると、ツリフネソウの花がたくさん咲いているのを確認することができた。

ツリフネソウの花(ツリフネソウの花 2021年8月24日撮影)

いつもツリフネソウの花を見て思うことは、本当に面白い形をした花だなぁと思ってしまう。
また、最初にツリフネソウの名前を名付けた人のユニークな考えにビックリさせられてしまう。

ツリフネソウの花(ツリフネソウの花 2021年8月24日撮影)

たくさんツリフネソウの花が咲いていたので、撮影するときに被写体を選ぶのに迷うほどであった。
またツリフネソウの花は大きいので撮影しやすい。

ツリフネソウの花(ツリフネソウの花 2021年8月24日撮影)

ツリフネソウの葉(ツリフネソウの葉)


ツリフネソウ(ツリフネソウ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の川や沢のほとり、山麓の水辺などに群生する。
キツリフネより明るい場所に適応し、日当たりのよい場所にも進出している。
高さは80cmほどになる。
茎の上部や葉柄(ようへい)には暗紅色の粗い毛が生える。
ちなみに葉柄とは、葉の一部で、茎・枝につながる柄をいう。
筒状の花の距(きょ)はクルクルと丸くなり、ここに蜜があるのでハチが潜り込む。
ちなみにとは、花の後ろに突き出した中空の角状をいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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