・ユウガギクの花・カントウヨメナとの違いを紹介しています。
ユウガギクの花を初めて見た日
ユウガギクの花を初めて見たのは、2016年9月10日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ユウガギクの花 2021年10月18日撮影)
ユウガギクの名前の由来
ユウガギクの名前の由来は、ユズの香りがする菊の意味と言われるが、実際のところ、匂いはあまり感じられない。
自分がユウガギクの花の近くにいたとき、ユズのような強い香りは放っていなかった。
ユウガギクの花言葉
ユウガギクの花言葉は、「天真爛漫」
ユウガギクの生えている場所
ユウガギクの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿った場所に群生しているのを確認することができた。
カントウヨメナのとの違い
厄介なのが、カントウヨメナの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。
違いは葉っぱの厚さ
カントウヨメナの葉っぱより、ユウガギクの葉っぱのほうが薄い。
次に舌状花(せつじょうか・花びら)の太さの違い
カントウヨメナより、ユウガギクのほうが細い
ちなみに舌状花とは、キク科に見られる特徴で、花が左右相称につく花の付き方をいう。
(参考 カントウヨメナの花)
(ユウガギクの花)
両者の違いは、現地で植物観察をこなさないと、パッと見て、判別するのは難しい。
ちなみに秋の野菊は、専門家でも判別に苦労してしまう。
カントウヨメナの記事はこちらからどうぞ
カントウヨメナの花をメインに、ノコンギクやユウガギクの違いも紹介しています。
ユウガギクを見た経験談
2021年10月18日、サデクサの花を目当てに、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原を訪れる。
サデクサの花を見つけることができず、辺りを散策していると、野菊の花が群生しているのが目に飛び込んできた。
近づいて見ると、花びらは少し紫色を帯びている。
事前に、田島ヶ原の花を掲載しているサイトを見ていたことで、ユウガギクの花であることがわかった。
(ユウガギクの花 2021年10月18日撮影)
秋本番になると、野菊の仲間は花が似たものが多く、名前を覚えたり、生えている場所を確認したりと、判別するのがかなり難しいと感じる。
ちなみにユウガギクの場合は、水気のある湿った場所を好む。
秋晴れのなか、太陽の光が低くなったこともあってか、ユウガギクの花がとても綺麗に見えた。
(ユウガギクの花 2021年10月18日撮影)
ユウガギクの花が群生して咲いていて、撮影するとき、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、自宅に帰宅して被写体を見ると、ユウガギクの葉っぱが逆光で見えずらくなっていて、悔しい思いをする。
今後の宿題として、ユウガギクの葉っぱの撮影をすることである。
(ユウガギクの花 2021年10月18日撮影)
ユウガギク(キク科)花期7~10月
分布 本州(近畿地方以北)
農道や田のあぜなどのやや湿り気のある場所に生える。
地下茎で増えるので、群落をつくることもある。
高さは80cmほどになり、よく枝分かれするが、山地に生えるものはやや丈が低くなる。
花の直径は2cmほどだが、見事なまでにたくさんの花を咲かせる。
花びらは白色が普通だが、淡い紫色のものある。
葉は裂れ込み触ると、ザラザラする。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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