・アワコガネギクの花・シマカンギクとの違い・アワコガネギクを見た経験談を紹介しています。
アワコガネギクの花を初めて見た日
アワコガネギクの花を初めて見たのは、2017年11月3日に、東京都八王子市・南高尾で見ることができた。
(アワコガネギクの花 2022年11月8日撮影)
アワコガネギクの名前の由来
アワコガネギクの名前の由来は、黄色の花が泡のように盛り上がって咲く姿から名付けられた。
別名 キクタニギクは、京都の菊渓(きくたに)にちなんだものである。
アワコガネギクの花言葉
アワコガネギクの花言葉は、「押し合わないで」・「寄り添うように」
アワコガネギクの生えている場所
アワコガネギクの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい山野に生えているのを確認することができた。
シマカンギクとの違い
厄介なのが、シマカンギクの花に似ていて、判別が少し難しいと感じる。
違いはまず分布域
- シマカンギク 主に西日本
- アワコガネギク 主に東日本
また花の大きさも違い
- シマカンギク 直径3cmほど
- アワコガネギク 直径1.5cmほど
(参考 シマカンギクの花)
(アワコガネギクの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
シマカンギクの記事はこちらからどうぞ
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アワコガネギクを見た経験談
2022年11月8日、ツメレンゲの花を目当てに、神奈川県相模原市緑区・横橋集落を訪れる。
ツメレンゲの花を見ることができたので、来た道を戻ると、黄色いキクの花が目に飛び込む。
近づいてみると、アワコガネギクの花がちょうど見ごろであった。
(アワコガネギクの花 2022年11月8日撮影)
アワコガネギクの花を見ていて、自生のキクの花では、園芸のキクの花に引けを取らないほど綺麗で、完成度が高いことを実感する。
また自然のなかで咲いていることもあり、花が少なくなる晩秋になると、黄色の花が目につきやすくなる。
アワコガネギクの花をよく見ると、名前の由来どおり、本当に泡立った咲き方をしている。
アワコガネギクを名付けた人は、センスがあり、ユーモアであることを実感してしまう。
(アワコガネギクの花 2022年11月8日撮影)
最近アワコガネギクは植えられているものが逃げて、繁殖しているものもあり、自生との区別が難しい。
自生のものは、国の絶滅危惧種に指定されている。
5年ぶりにアワコガネギクの花を見ることができ、また見れたことに嬉しくなってしまい、カメラで20枚以上撮影してしまった。
今後の宿題として、アワコガネギクの葉っぱがピンボケであったため、葉っぱをハッキリ撮影することである。
(アワコガネギクの花 2022年11月8日撮影)
(アワコガネギクの葉)
アワコガネギク(キク科)花期10~11月
分布 本州(近畿地方以北)・九州(北部)
準絶滅危惧(NT)
日当たりのよい山麓の林縁や土手などに多いが、やや湿り気のある沢沿いなどでヒョロヒョロと伸びていることもある。
花のころは茎は大抵倒れている。
上部で枝を分け、直径1.5cmほどの小さな花をびっしりと咲かせる。
同じ仲間のシマカンギクとは、花の大きさや総苞片(そうほうへん)の形の違いで区別する。
ちなみに総苞片とは、キク科では花を保護する葉をいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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