・モミジイチゴの花・モミジイチゴに似ている花(クサイチゴ・ニガイチゴ)との違い・モミジイチゴを見た経験談を紹介しています。
モミジイチゴの花を初めて見た日
モミジイチゴの花を初めて見たのは、2023年4月3日に、神奈川県相模原市緑区・早戸川林道で見ることができた。
(モミジイチゴの花)
モミジイチゴの名前の由来
モミジイチゴの名前の由来は、葉っぱの形がモミジを思わせることから名付けられた。
モミジイチゴの花言葉
モミジイチゴの花言葉は、「いつも愉快」・「愛情」・「嫉妬」・「後悔」・「うらやむ」
モミジイチゴの生えている場所
モミジイチゴの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に生えているのを確認することができた。
モミジイチゴに似ている花
モミジイチゴに似ている花との違いをまとめました。
クサイチゴとの違い
厄介なのが、クサイチゴの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.花の大きさ
- クサイチゴ 直径4cmぐらい
- モミジイチゴ 直径3cmぐらい
2.花の咲き方
- クサイチゴ 上向きに咲く
- モミジイチゴ 下向きに咲く
(参考 クサイチゴの花)
(モミジイチゴの花)
3.葉っぱの形
- クサイチゴ 奇数羽状複葉
- モミジイチゴ 卵形~広卵形で、手のひら状に3~5つに裂ける
ちなみに羽状複葉とは、小さい葉っぱが左右に羽状に並んでいるものをいう。
(クサイチゴの葉)
(モミジイチゴの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
クサイチゴの記事はこちらからどうぞ
クサイチゴの花を初めて見た日 クサイチゴの花を初めて見たのは、2016年4月9日で、場所は東京都八王子市の小宮…
ニガイチゴとの違い
厄介なのが、ニガイチゴの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.花の大きさ
- ニガイチゴ 直径2~2.5cm
- モミジイチゴ 直径3cm
2.花の咲き方
- ニガイチゴ 上向きに咲く
- モミジイチゴ 下向きに咲く
(参考 ニガイチゴの花)
(モミジイチゴの花)
3.葉っぱの形
- ニガイチゴ 広卵形 3つに裂けているものが多い
- モミジイチゴ 卵形~広卵形 手のひら状に3~5つに裂ける
(参考 ニガイチゴの葉)
(モミジイチゴの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ニガイチゴの記事はこちらからどうぞ
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モミジイチゴを見た経験談
2023年4月3日、ハルユキノシタの花を目当てに、神奈川県相模原市緑区・早戸川林道を訪れる。
林道入口から少し歩くと、白色の花が下向きに咲いている姿が目に入る。
近づいてみると、葉っぱが手のひら状であることから、モミジイチゴの花とわかった。
(モミジイチゴの花)
(モミジイチゴの葉)
モミジイチゴの花は、下向きに咲いていることが普通である。
しかし、早戸川林道でモミジイチゴの花を見たとき、目線の向きに咲いていた。
(モミジイチゴの花)
モミジイチゴの白色の花は、1輪1輪とても小さく、可愛い印象を受ける。
(モミジイチゴの花)
モミジイチゴの花が咲くと、春本番が来たことを実感する。
それと同時に、モミジイチゴを含むバラ科キイチゴ属の花が一斉に咲くので、判別に頭を悩ませる。
モミジイチゴの葉っぱは、名前の由来のとおり、モミジの形をしている。
(モミジイチゴの葉)
モミジイチゴの花がちょうど見ごろであり、咲いている向きに気をつけて、撮影することができた。
今後の宿題として、モミジイチゴの実や黄葉を撮影することである。
(モミジイチゴの花)
モミジイチゴ(バラ科)花期3~5月
分布 本州(中部地方以北)
木苺の代表で、数ある中で一番うまい。
山野の林縁にごく普通に見られる落葉低木。
枝の先端は弓なりに曲がるので、高さは1mほどの木が多い。
枝には鉤(かぎ)形のトゲが生える。
5弁の清楚な花で、花が咲くと訪れる昆虫の羽音が賑やかになる。
果実は6月ごろに黄色く熟す。
甘みがあって美味しいが、中にアリが入っていることがある。
葉は秋に黄葉する。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)
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