・フモトスミレの花・フモトスミレに似ている花(コミヤマスミレ・ツボスミレ)との違いを紹介しています。
フモトスミレの花を初めて見た日
フモトスミレの花を初めて見たのは、2019年4月28日に、東京都奥多摩・高水三山で見ることができた。
(フモトスミレの花 2023年3月30日撮影)
フモトスミレの名前の由来
フモトスミレの名前の由来は、山のふもとに生育することが多いところから名付けられた。
フモトスミレの花言葉
フモトスミレの花言葉は、「小さな恋」
フモトスミレの生えている場所
フモトスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林の下に生えているのを確認することができた。
フモトスミレに似ている花
フモトスミレに似ている花との違いをまとめました。
コミヤマスミレとの違い
厄介なのが、コミヤマスミレの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- コミヤマスミレ 山地の湿り気のある場所
- フモトスミレ 山地の乾いた場所
2.萼片(がくへん)の反り返り
- コミヤマスミレ 反り返って、毛が多い
- フモトスミレ 反り返らない・無毛
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
3.葉っぱの形
- コミヤマスミレ 楕円形
- フモトスミレ 心形
(参考 コミヤマスミレの葉)
(フモトスミレの葉)
(参考 コミヤマスミレの花)
(フモトスミレの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
コミヤマスミレの記事はこちらからどうぞ
・コミヤマスミレの花・コミヤマスミレに似ている花との違いを紹介しています。 コミヤマスミレの花を初めて見た日 …
ツボスミレとの違い
厄介なのが、ツボスミレの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。
違いは生えている場所
- ツボスミレ 水辺に近い湿り気のある場所
- フモトスミレ 山地の乾いた林下
(参考 ツボスミレの花)
(フモトスミレの花)
両者が同じ場所に生えていることは無い。
ツボスミレの記事はこちらからどうぞ
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フモトスミレを見た経験談
2023年3月30日、オキナグサの花を探しに、群馬県富岡市を訪れる。
吾妻山に登る途中、小さいスミレの花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、最初はわからなかったが、ふと頭のなかで「フモトスミレ」とよぎり、フモトスミレの花であることがわかった。
(フモトスミレの花 2023年3月30日撮影)
フモトスミレの花は、図鑑やインターネットの写真で見るより、実物は本当に小さ過ぎる。
4年ぶりにフモトスミレの花を見て、「こんなに小さかったか?」と思ってしまった。
(フモトスミレの花 2023年3月30日撮影)
フモトスミレの花は、白色がメインであるが、少し紫色を帯びている。
また葉っぱには、斑(ふ)が入っているものもある。
(フモトスミレの花 2023年3月30日撮影)
フモトスミレは名前の由来の通り、山のふもとに多いが、実際の分布域は標高2000m近くまで生えている。
フモトスミレの花が山を登るたびに咲いていたので、被写体が小さいことが苦労しての撮影となった。
無事フモトスミレの花を撮影することができた。
(フモトスミレの花 2023年3月30日撮影)
(フモトスミレの葉)
フモトスミレ(スミレ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
丘陵地から山地にかけて日当たりのよい場所に生える。
やや小形で繊細な感じがする。
葉に白い斑が入るものが多く、裏側が紫色を帯びる。
高さは10cm以下である。
5枚ある花びらのうち、いちばん下にある唇弁(しんべん)が他の花びらより短いという特徴がある。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらを指す。
距(きょ)も短く2~3mmしかない。
ちなみに距とは、花の後ろに突き出した中空の角状をいう。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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