・フウの紅葉・トウカエデとの違い・フウを見た経験談を紹介しています。
フウの紅葉を初めて見た日
フウの紅葉を初めて見たのは、2024年12月15日に、神奈川県川崎市多摩区・川崎市緑化センターで見ることができた。
(フウの紅葉)
フウの名前の由来
フウの名前の由来は、台湾原産であるところから名付けられた。
別名 サンカクバフウ・タイワンフウ
フウの植えられている場所
フウの植えられている場所は、自分が見た限りでは、植物園に植えられているのを確認することができた。
トウカエデとの違い
厄介なのが、トウカエデの葉っぱによく似ていて、紅葉時の判別は難しいと感じる。
1.葉っぱの付き方
- トウカエデ 対生
- フウ 互生
2.葉っぱの縁
- トウカエデ ギザギザしていない
- フウ 細かくギザギザしている
(参考 トウカエデの葉)
(フウの葉)
3.樹皮
- トウカエデ 縦に剥がれやすい
- フウ 縦に筋がつくが、浅く裂ける
(参考 トウカエデの樹皮)
(フウの樹皮)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
トウカエデの記事はこちらからどうぞ
トウカエデの紅葉・トウカエデを見た経験談を紹介しています。
フウを見た経験談
2024年12月15日、モミジバフウの紅葉を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・川崎市緑化センターを訪れる。
モミジバフウの葉っぱは完全に落ちてしまい、左隣の木に目を向けると、紅葉している木が目にとまる。
近づいてみると、表札に「フウ」と表記されていることから、フウの紅葉とわかった。
(フウの紅葉)
フウの紅葉は薄暗い紅色である。
またフウの紅葉を近くで観察していると、あまりに薄暗い紅色であるが、遠くから見ると、木の高さが20m以上あることから、綺麗で立派。
(フウの葉)
(フウの紅葉)
フウの葉っぱは、パッと見て、カエデ類の葉っぱによく似ている。
しかし、フウはマンサク科(APG分類ではフウ科)に分類される。
フウの果実は紅葉のときに熟し、イガイガしていて、意外と目につきやすい。
(フウの果実)
ちなみにフウは、紅葉が綺麗であることから、庭木や公園樹・街路樹に利用される。
川崎市緑化センターのフウの紅葉は見ごろで、木の高さが20m以上あることから、遠い位置から撮影した。
今後の宿題として、春に咲くフウの花を撮影することである。
(フウの紅葉)
フウ(マンサク科 APG分類ではフウ科)花期4月
中国原産
落葉高木。
樹皮には独特な芳香がある。
花の色は赤褐色で、1本の枝に雄花と雌花が別々につく。
雄花と雌花の大きさは直径1cm。
花びらは無い。
葉の形は長さ7~15cmで、手のひら状に3つに裂け、先がとがる。
葉には長い柄がある。
(ヤマケイポケットガイド 庭木・街路樹参照)
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