・ホトケノザの花・ホトケノザに似ている花(ヒメオドリコソウ・カキドオシ・ムラサキケマン)との違い・ホトケノザを見た経験談を紹介しています。
ホトケノザの花を初めて見た日
ホトケノザの花を初めて見たのは、2017年1月31日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。
(ホトケノザの花 2024年1月3日撮影)
ホトケノザの名前の由来
ホトケノザの名前の由来は、対生する葉っぱを仏の座るハスに例えて名付けられた。
別名 サンカイグサ(三階草)は、葉っぱが段々につくところから。
ちなみに春の七草のホトケノザは、コオニタビラコのこと。
ホトケノザの花言葉
ホトケノザの花言葉は、「調和」・「輝く心」
ホトケノザの生えている場所
ホトケノザの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草地や道ばたに、たくさん生えているのを確認することができた。
ホトケノザに似ている花
ホトケノザに似ている花との違いをまとめました。
ヒメオドリコソウとの違い
厄介なのが、同じ仲間のヒメオドリコソウの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.花の咲き方
- ヒメオドリコソウ 葉っぱの下から花が咲く
- ホトケノザ 葉っぱの上から花が咲く
2.花の色
- ヒメオドリコソウ 淡いピンク色
- ホトケノザ 濃いピンク色
(参考 ヒメオドリコソウの花)
(ホトケノザの花)
3.葉っぱの形
- ヒメオドリコソウ スペード形
- ホトケノザ 丸形
(ホトケノザの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ヒメオドリコソウの記事はこちらからどうぞ
[blogcard url=”https://hoteiran1.com/himeodorikosou/”]カキドオシとの違い
春の同じ時期・場所に生えるカキドオシと明らかに違う。
カキドオシは花冠(かかん)の内側に白い毛が生える。
ちなみに花冠とは、花びらの集合体をいう。
また花の大きさにも違いがあり
- カキドオシ 4cm
- ホトケノザ 2cm
(参考 カキドオシの花)
(ホトケノザの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
カキドオシの記事はこちらからどうぞ
[blogcard url=”https://hoteiran1.com/kakidoosi/”]ムラサキケマンとの違い
春の同じ時期に花が咲く、ムラサキケマンと花の色が似ていて、植物観察を始めたとき判別に迷う。
違いはまず分類
- ムラサキケマン ケシ科
- ホトケノザ シソ科
また花の形にも違いがあり
(参考 ムラサキケマンの花)
(ホトケノザの花)
両者の違いは、花の形を確認すれば、間違えることは無い。
ムラサキケマンの記事はこちらからどうぞ
[blogcard url=”http://hoteiran1.com/murasakikeman/”]ホトケノザを見た経験談
2024年1月3日、自転車で買い物に向かう途中、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道を通る。
遊歩道沿いの草むらをよく見ると、濃いピンク色の花が目に入る。
近づいてみると、ホトケノザの花が咲いているのを確認することができた。
(ホトケノザの花 2024年1月3日撮影)
ホトケノザの花を見ていて、花の形がかなり凝っている。
植物のなかでは、花の形の完成度が高い。
(ホトケノザの花 2024年1月3日撮影)
ホトケノザの花は春に咲くが、晩秋になると、返り咲きすることがよくある。
また晩秋に咲いていたものが、そのまま春に咲き続けていることもある。
(ホトケノザの花 2024年1月3日撮影)
ホトケノザの花は濃いピンク色であるが、ごくまれに白色も存在する。
ホトケノザの葉っぱは、段々についていて、別名のサンカイソウも納得がいく。
(ホトケノザの葉)
ホトケノザの花が正月のなか、花付きがよく、咲いている向きを調整して、撮影することができた。
(ホトケノザの花 2024年1月3日撮影)
ホトケノザ(シソ科)花期3~6月
分布 本州・四国・九州・沖縄
つぼみのように見える濃い色の部分は、花をひらかずに授粉してしまう閉鎖花である。
ちなみに閉鎖花とは、花の一部もしくは全部開かずに自家受粉してしまう現象をいう。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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