カシワバハグマの花を紹介しています。

カシワバハグマの花を初めて見た日

カシワバハグマの花を初めて見たのは、2020年9月28日で、場所は東京都八王子市の片倉城跡公園で見ることができた。

カシワバハグマの花(カシワバハグマの花 2021年9月11日撮影)

カシワバハグマの名前の由来

カシワバハグマの名前の由来は、漢字表記は「柏葉白熊」で、「柏葉」は葉の縁がまばらに粗い歯牙(しが)がある様子をカシワの葉っぱに似ているところから名付けられた。
ちなみに歯牙とは、植物の場合、ギザギザの部分をいう。

また「白熊(はぐま)」とは、僧が使う仏具である払子(ほっす)兜(かぶと)などにつけるヤクの尾の毛で作った飾りをいい、花の細長い様子を見立てたところからきている。
しかし、今の時代に白熊(はぐま)や払子と聞いてもピンとこない。

カシワバハグマの生えている場所

カシワバハグマの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下に生えているのを確認することができた。

カシワバハグマを見た経験談

2021年9月11日、カシワバハグマの花を目当てに、再び東京都八王子市の片倉城跡公園を訪れた。
公園内の奥の沢を入ったところに、カシワバハグマの花が咲き始めの状態で確認することができた。

カシワバハグマの花(カシワバハグマの花 2021年9月11日撮影)

毎年カシワバハグマを含めた「ハグマ類」を見て思うことは、カシワバハグマの白色でモジャモジャした花の形が独特で、見方によっては可愛いと感じる

カシワバハグマの花(カシワバハグマの花 2021年9月11日撮影)

ちなみに植物名に「ハグマ」と表記されている部類は、似た花が多い。
判別に迷ったときは、葉っぱの形を見るといい。
カシワバハグマの場合、葉っぱがカシワの葉っぱに似ているので、見分けがつきやすい

カシワバハグマの葉(カシワバハグマの葉)

カシワバハグマの花が咲き始めで、たくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
無事カシワバハグマの花を撮影することができた。

カシワバハグマの群落(カシワバハグマの花 2021年9月11日撮影)

 


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カシワバハグマ(キク科)花期9~11月
分布 本州・四国・九州
山地の林下に生え、高さは70cmほどになる。
葉は茎の中央部に集まり、長さは20cmほどある。
葉の縁がにぶくとがるのが特徴。
葉には、10cmほどの長い柄があるのもよい目印となる。
古代、幅が広くやや厚いカシワバハグマの葉は食器代わりに使われた。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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