・ノアザミの花・キツネアザミとの違い・ノアザミを見た経験談を紹介しています。
ノアザミの花を初めて見た日
ノアザミの花を初めて見たのは、2016年6月4日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(ノアザミの花 2024年5月10日撮影)
ノアザミの名前の由来
ノアザミの名前の由来は、傷つける・驚きあきれるという古語「アザム」がもとで、花を折ろうとすると、トゲに刺されて驚く説が有力である。
ノアザミの花言葉
ノアザミの花言葉は、「独立」・「素直になれない恋」・「触れないで」
ノアザミの生えている場所
ノアザミの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草むらに生えているのを確認することができた。
キツネアザミとの違い
同じ時期に花が咲くキツネアザミに似ていて、判別が少し難しい。
1.花の色
- キツネアザミ 淡いピンク色
- ノアザミ 赤紫色
2.花の大きさ
- キツネアザミ 直径2.5cm
- ノアザミ 直径4~5cm
(参考 キツネアザミの花)
(ノアザミの花)
3.葉っぱのトゲの有無
- キツネアザミ 無し
- ノアザミ 有り
(参考 キツネアザミの葉)
(ノアザミの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違いない。
キツネアザミの記事はこちらからどうぞ
キツネアザミの花・ノアザミとの違いを紹介しています。
ノアザミを見た経験談
2024年5月10日、トキソウの花を目当てに、千葉県山武市・成東東金食虫植物群落を訪れる。
湿原内を散策していると、日当たりのよい草むらに、ピンク色の花が咲いているのが目に入る。
よく見ると、ノアザミの花が咲き始めであった。
(ノアザミの花 2024年5月10日撮影)
まず「アザミ」と聞くと、秋の花のイメージが強い。
しかし、ノアザミの花は春~初夏に咲くことから、秋に花が咲くアザミの仲間では判別しやすい。
(ノアザミの花 2024年5月10日撮影)
ノアザミのピンク色の花は、日当たりのよい草むらに咲くことから、かなり目立つ。
またノアザミの花は基本・ピンク色であるが、まれに白色もある。
(ノアザミの全体像)
ノアザミの葉っぱは、秋に花が咲くアザミの葉っぱ同様、縁にトゲがあり、触ると痛い。
(ノアザミの葉)
ちなみにノアザミの新しい葉っぱは、北日本では山菜として食す。
主におひたし・ごま和えに調理する。
成東東金食虫植物群落のノアザミの花が咲き始めであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
(上記の2点ともノアザミの花 2024年5月10日撮影)
ノアザミ(キク科)花期5~8月
分布 本州・四国・九州
総苞(そうほう)が粘る。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包む、うろこ状の集まりをいう。
春に咲いていて、花の首が粘れば、ノアザミと思って間違いない。
高原などのやや高い場所で、夏に咲くものは、花柄が長くなる特徴がある。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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