クサナギオゴケの花

クサナギオゴケの花クサナギオゴケを見た経験談を紹介しています。

クサナギオゴケの花を初めて見た日

クサナギオゴケの花を初めて見たのは、2025年6月8日に、東京都小平市・東京都薬用植物園で見ることができた。

クサナギオゴケの花(クサナギオゴケの花)

クサナギオゴケの名前の由来

クサナギオゴケの名前の由来について、まずクサナギは、愛知県品野村(現在・瀬戸市)で加藤秀次郎によって発見され、熱田神宮に保管されている草薙(くさなぎ)の剣から名付けられた。
またオゴケは、果実が麻糸を積みためる容器の芋小笥(おごけ)に似ているところから。

しかし、今の時代に芋小笥(おごけ)と言われても、ピンとこない。

クサナギオゴケの生えている場所

クサナギオゴケの生えている場所は、自生のものは、山地の木陰に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京都薬用植物園で見ることができた。

クサナギオゴケを見た経験談

クサナギオゴケの名前を知ったのは、2025年5月、自分が見ている花ブログである。
また2025年5月下旬、初夏の花を探しに、東京都八王子市・長沼公園を訪れたとき、知人に出会い、クサナギオゴケの花東京都薬用植物園にあることを知った。

2025年6月8日、クサナギオゴケの花がどうしても見たいと思い、東京都小平市・東京都薬用植物園を訪れる。
園内・ロックガーデンに着いて、目を凝らして探していると、チョコレート色の星形の小さい花が目にとまった。
近づいて表札を見ると、クサナギオゴケと表記されていることから、クサナギオゴケの花であることがわかった。

クサナギオゴケの花(クサナギオゴケの花)

クサナギオゴケの花を初めて見たとき、「コバノカモメヅルジョウシュウカモメヅルの花によく似ている」というのが第一印象である。

クサナギオゴケの花(クサナギオゴケの花)

ただクサナギオゴケの葉っぱは、コバノカモメヅルやジョウシュウカモメヅルの葉っぱに比べ、全体的に大きい

クサナギオゴケの葉(クサナギオゴケの葉)

クサナギオゴケの花チョコレートに似た茶色で、可愛い印象を受ける。

クサナギオゴケの花(クサナギオゴケの花)

ちなみにクサナギオゴケは、生えている場所が少ないことから、国の絶滅危惧種に指定。
しかし、東京都薬用植物園で、クサナギオゴケを手軽に見られるのは、嬉しい限りである。

クサナギオゴケの花は終わりに近づいていたが、思っていたより咲いていて、なんとか撮影することができた。
しかし、東京都薬用植物園のクサナギオゴケは、ロックガーデン内の遠い場所に植えられていることから、撮影するのに苦戦してしまう。

今後の宿題として、自生のクサナギオゴケを撮影することである。

クサナギオゴケの花(クサナギオゴケの花)


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クサナギオゴケ(ガガイモ科 APG分類ではキョウチクトウ科)花期5~6月
分布 本州(関東~近畿地方)・四国
絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
茎は直立し、高さ0.3~1m、先はややつる状に伸びる。
葉は柄があり、卵状披針形で、長さ8~17cm。
円錐花序に褐紫色~淡い褐紫色で、直径6~9mmの花をつける。
ちなみに花序とは、花が茎または枝につく並び方をいう。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)


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