・ミヤマウグイスカグラの花・ウグイスカグラとの違い・ミヤマウグイスカグラを見た経験談を紹介しています。
ミヤマウグイスカグラの花を初めて見た日
ミヤマウグイスカグラの花を初めて見たのは、2023年5月16日に、山梨県北杜市清里・清里ライン(国道141号線)沿いで見ることができた。
(ミヤマウグイスカグラの花)
ミヤマウグイスカグラの名前の由来
ミヤマウグイスカグラの名前の由来は、まず「ミヤマ」については、山の奥深いところからと考えられる。
次に「ウグイスカグラ」については、初夏にグミと似た実をつけ、ウグイスがこれを食べる様子が神楽(かぐら)を舞うように見えるところから名付けられたとされている。
また名前の由来に諸説あるが、ウグイスが隠れやすいヤブのなかに自生して、ウグイスカクレが変化した説。
実を求めて飛んできたウグイスを、竿や網でとりやすい狩場となる説。
ヤブのなかで小枝が茂り、カズラ(蔓)のように見える説がある。
ミヤマウグイスカグラの花言葉
ミヤマウグイスカグラの花言葉は、「未来を見つめる」・「将来の夢」
ミヤマウグイスカグラの生えている場所
ミヤマウグイスカグラの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高の高い山地の林に生えているのを確認することができた。
ウグイスカグラとの違い
厄介なのが、ウグイスカグラの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは毛の有無
- ウグイスカグラ 全体に毛が無い
- ミヤマウグイスカグラ 花や花柄・葉っぱに毛が生えている
(ミヤマウグイスカグラの花)
(ミヤマウグイスカグラの葉)
両者の違いは、毛の有無を確認すれば、判別は容易である。
ミヤマウグイスカグラを見た経験談
2023年5月16日、山の花を探しに、山梨県北杜市清里を訪れる。
清里ライン(国道141号線)を野辺山方面に歩いているとき、道沿いの林下に、ウグイスカグラに似た花が目に飛び込む。
近づいてみると、花や花柄・葉っぱに毛が生えていたことから、ミヤマウグイスカグラの花であることがわかった。
(ミヤマウグイスカグラの花)
ミヤマウグイスカグラと聞くと、標高の高い山地に生えているイメージがあった。
しかし、清里の道ばたに、ミヤマウグイスカグラが生えているのにビックリした。
(ミヤマウグイスカグラの花)
ミヤマウグイスカグラの花は、ウグイスカグラの花によく似ている。
しかし、現地でミヤマウグイスカグラを見て、肉眼でわかるとおり、花や葉っぱに毛が生えているのを確認することができた。
(ミヤマウグイスカグラの花)
(ミヤマウグイスカグラの葉)
ミヤマウグイスカグラの花は、ウグイスカグラの花同様に1~2cmと小さいので、知らないと見逃してしまう。
ちなみにミヤマウグイスカグラは、花と葉っぱは同時に出る。
(ミヤマウグイスカグラの花)
ミヤマウグイスカグラの花がちょうど見ごろであったので、花の先端の向きを考慮しての撮影となった。
無事ミヤマウグイスカグラの花を撮影することができた。
(ミヤマウグイスカグラの花)
ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)花期4~5月
分布 本州(山陰地方以北)・四国・九州
山地から深山にかけて生え、高さ1mほどになる。
樹林の下にも生えるが、日当たりのよい場所を好むので、林縁部に多く、草原などにも進出する。
葉に触ると、ザラっとした感触がある。
果実は梅雨のさなかに赤く熟し、ほんのりした甘みがあり食べられる。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)
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