シマカンギクの花アワコガネギクとの違いを紹介しています。

シマカンギクを初めて見た日

シマカンギクの花を初めて見たのは、2023年11月13日に、東京都八王子市・東京都薬科大学薬用植物園で見ることができた。

シマカンギクの花(シマカンギクの花)

シマカンギクの名前の由来

シマカンギクの名前の由来は、寒い時期に花をつけ小石川植物園に中国の島で、分布していたものが植えられていたところから名付けられた。
しかし、植物学者・牧野富太郎は、上記の名前の由来に異を唱えている。

また江戸時代に花を油に浸して、傷薬をつくったことから、アブラギクの別名もある。

シマカンギクの花言葉

シマカンギクの花言葉は、「あなたを信じます」

シマカンギクの生えている場所

シマカンギクの生えている場所は、自生のものについては、西日本の日当たりのよい場所に生えている。
しかし、植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京都薬科大学薬用植物園で見ることができた。

アワコガネギクとの違い

厄介なのが、同じ仲間のアワコガネギクに少し似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず分布域

  • アワコガネギク 主に東日本
  • シマカンギク 主に西日本

また花の大きさにも違いがあり

  • アワコガネギク 直径1.5cmほど
  • シマカンギク 直径3cmほど

アワコガネギクの花(参考 アワコガネギクの花)

シマカンギクの花(シマカンギクの花)

両者の違いは、分布域や花の大きさを確認すれば、間違えることは無い。

アワコガネギクの記事はこちらからどうぞ

アワコガネギクを見た経験談

2023年11月13日、ミカエリソウの花を目当てに、東京都八王子市・東京都薬科大学薬用植物園を訪れる。
園内の見本園に入ると、黄色の野菊の花が咲いているのが目につく。
近づいてみると、説明板にシマカンギクと表記されていることから、シマカンギクの花であることがわかった。

シマカンギクの花(シマカンギクの花)

シマカンギクの花を初めて見たとき、アワコガネギクの花に比べ、パッと見て、大きいと感じた

シマカンギクの花(シマカンギクの花)

またシマカンギクが黄色の花であることから、たくさん咲いていると、よく目立つ

シマカンギクの花(シマカンギクの花)

シマカンギクは西日本を代表する野菊で、東日本では自生のものは見ることができない。

東京都薬科大学薬用植物園のシマカンギクの花は、ちょうど見ごろを迎えていて、周囲の明るさに考慮して撮影することができた。

シマカンギクの花(シマカンギクの花)

シマカンギクの葉(シマカンギクの葉)


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シマカンギク(キク科)花期10~12月
分布 本州(近畿地方以西)・四国・九州
山麓の日当たりのよい場所に群生する。
総苞(そうほう)の外側が卵形をしているのが区別点だが、九州の北部以外では分布は重ならない。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包む、うろこ状の集まりをいう。

地下茎が横に長く伸びて、新しい苗をつくる。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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