メナモミの花・コメナモミとの違いを紹介しています。

メナモミの花を初めて見た日

メナモミの花を初めて見たのは、2017年10月8日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。

メナモミの花(メナモミの花 2023年10月30日撮影)

メナモミの名前の由来

メナモミの名前の由来は、同じ仲間のオ(雄)ナモミに対して、外見が優しいところから名付けられた。
学名 プベンケンスは、細かい軟毛があるという意味である。

メナモミの花言葉

メナモミの花言葉は、「負けず嫌い」

メナモミの生えている場所

メナモミの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに生えているのを確認することができた。

コメナモミとの違い

厄介なのが、同じ仲間のコメナモミに似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず茎の毛の量

  • コメナモミ まばら
  • メナモミ たくさん生える

コメナモミの茎の毛(参考 コメナモミの茎の毛)

メナモミの茎の毛(メナモミの茎の毛)

次に葉っぱの大きさ

  • コメナモミ 長さ5~13cm・幅4~11cm
  • メナモミ 長さ8~19cm・幅7~18cm

コメナモミの葉(参考 コメナモミの葉)

メナモミの葉(メナモミの葉)

コメナモミの花(参考 コメナモミの花)

メナモミの花(メナモミの花)

両者の違いは、茎の毛の量を確認すれば、間違えることは無い。

コメナモミの記事はこちらからどうぞ

メナモミを見た経験談

2023年10月30日、オオニガナの花を目当てに、東京都八王子市・長池公園を訪れる。
オオニガナの花を見ることができたので、自然館周辺を散策していると、道ばたにニョキニョキした花が目につく。
説明板を見ると、メナモミと表記されていたことから、メナモミの花であることがわかった。

メナモミの花(メナモミの花 2023年10月30日撮影)

メナモミの花を見ていると、一見地味であるが、ニョキニョキしていて面白い
しかし、花が地味であることから、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。

メナモミの花(メナモミの花 2023年10月30日撮影)

メナモミは同じ仲間のコメナモミによく似ている
両者とも同じ場所に生えていたときは、頭が真っ白になってしまう。
両者の特徴をしっかり覚えていても、1年後には忘れてしまう可能性がある。

メナモミの花の周囲には、腺毛(せんもう)がたくさん生えていてひっつき虫となり、種子と一緒に動物などによって運ばれる。
ちなみに腺毛とは、植物の表に出ている毛をいう。

メナモミの花が見ごろを迎え、花の大きさに気をつけて、撮影することができた。

メナモミの花(メナモミの花 2023年10月30日撮影)


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メナモミ(キク科)花期9~10月
分布 日本全土
野や山の荒れ地に多く、高さは1mほどになる。
茎は太く、白く見えるほど毛が、たくさん生えているのが特徴。
特に茎の上部には著しい。
花の直径は2cmほどで、黄色の小さな舌状花(せつじょうか)があり、腺毛の生えたヒトデのような形の総苞(そうほう)が取り囲んでいるので、触ると粘る。
ちなみに舌状花とは、キク科に見られる特徴で、花が左右相称につく、花の付き方をいう。
また総苞とは、花全体を基部で包むうろこ状の集まりをいう。
山道などに生えた株では、見上げるほどに大きく成長するものがある。
葉は対生し、ひだのある長い柄がある。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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