
・ソヨゴの実・ナンテンとの違い・ソヨゴを見た経験談を紹介しています。
ソヨゴの実を初めて見た日
ソヨゴの実を初めて見たのは、2025年11月30日に、神奈川県横浜市都筑区・都筑中央公園で見ることができた。
(ソヨゴの実)
ソヨゴの名前の由来
ソヨゴの名前の由来は、風に吹かれて、さやさやと音を立て「戦(そよ)ぐ」ことから名付けられた。
別名 フクラシバ
ソヨゴの花言葉
ソヨゴの花言葉は、「先見の明」
ソヨゴの生えている場所
ソヨゴの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
ナンテンとの違い
ナンテンの実に少し似ているが、特徴は明らかに違う。
1.分類
- ナンテン メギ科
- ソヨゴ モチノキ科
2.木の高さ
- ナンテン 1~3m
- ソヨゴ 5~15m
3.葉っぱの形
- ナンテン 3回奇数羽状複葉
- ソヨゴ 卵状楕円形
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
(参考 ナンテンの葉)
(ソヨゴの葉)
(参考 ナンテンの実)
(ソヨゴの実)
両者の違いは、木の高さ・葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
ナンテンの記事はこちらからどうぞ
ナンテンの花や実・ナンテンを見た経験談を紹介しています。
ソヨゴを見た経験談
2025年11月30日、秋の植物を目当てに、神奈川県横浜市都筑区・都筑中央公園を訪れる。
園内・宮谷戸の大池付近を歩いていると、木に赤い実がたくさんぶら下がっているのが目につく。
近づいてみたが、名前が全くわからず、スマートフォンで被写体を撮影する。
スマートフォンアプリ「Googleレンズ」では。被写体は「ソヨゴ」と断定した。
自宅に戻り、図鑑やインターネットの画像検索で調べると、ソヨゴの実であることがわかった。
(ソヨゴの実)
ソヨゴの実は赤色で、4cmほどの長い柄があり、鈴なりにぶら下がっている。
同じ仲間のウメモドキがあり、実の色も同じで鈴なりにつくが、ソヨゴの実のほうが鈴なりにハッキリついている。
(ソヨゴの実)
ソヨゴの赤色の実が鈴なりにたくさんついていると、植物に興味が無くても、つい目にとまってしまう。
(ソヨゴの実)
ちなみにソヨゴの実は、人間が生で食べると、毒性があり、注意が必要。
ソヨゴの葉っぱは長さ4~8cm・幅2~3.5cmの卵状楕円形で、光沢があり、先端が鋭くどがる。
(ソヨゴの葉)
ソヨゴの花は白色の小さい花で、6~7月に咲く。
ソヨゴの実はちょうど見ごろで、見やすい向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、ソヨゴの花を撮影することである。
(ソヨゴの実)
(ソヨゴの全体像)
ソヨゴ(モチノキ科)花期6~7月
分布 本州(新潟県以西)・四国・九州
日本では「冬青」の字をあてるが、中国では「冬青」というと、ナナミノキを指す。
暖地の山などに生える常緑の小高木。
雌雄異株。
雄花は数個が散形につき、雌花は1個ずつつく。
果実は球形で赤く熟し、直径8mmほど。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)
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