・チカラシバの花・エノコログサとの違い・チカラシバを見た経験談を紹介しています。
チカラシバの花を初めて見た日
チカラシバの花を初めて見たのは、2016年10月29日に、千葉県山武市・成東食虫植物群落で見ることができた。
(チカラシバの花 2023年10月20日撮影)
チカラシバの名前の由来
チカラシバの名前の由来は、地面にしっかりと根を張り、容易に引き抜けないことから名付けられた。
チカラシバの花言葉
チカラシバの花言葉は、「気が強い」・「信念」・「尊敬」
チカラシバの生えている場所
チカラシバの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草地に群生して生えているのを確認することができた。
エノコログサとの違い
同じ季節・同じ場所に生えているエノコログサとは、植物観察を始めたころは混同してしまう。
違いはまず花の咲き方
- エノコログサ 基本 花の先が垂れる
- チカラシバ 基本 直立して咲く
またエノコログサより、チカラシバのほうが全体的に大きい。
さらに花穂(かすい)の形も全く違う
(参考 エノコログサの花)
(チカラシバの花)
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く姿をいう。
両者の違いは、花穂の形や大きさを確認すれば、間違えることは無い。
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チカラシバを見た経験談
2023年10月20日、オオバクサフジの花を探しに、神奈川県秦野市渋沢・雁音神社を訪れる。
オオバクサフジの花を見ることができたので、渋沢駅に向かう途中、草むらにブラシのような花が目につく。
近づいてみると、チカラシバの花がたくさん咲いているのを確認することができた。
(チカラシバの花 2023年10月20日撮影)
チカラシバの花を毎年見ていて、日当たりのよい草むらに、たくさん咲いている光景を見ると、ビックリしてしまう。
(チカラシバの花 2023年10月20日撮影)
またチカラシバの花穂は暗い紫色であることから、草むらにたくさん咲いていると、意外と目立つ。
(チカラシバの花 2023年10月20日撮影)
チカラシバの名前の由来は、容易に引き抜くことができないことである。
実際に現地でチカラシバを見ていると、頑丈であることを実感する。
チカラシバの花がたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、花穂が細いからか、撮影するとき、被写体をとらえるのに苦労してしまう。
今後の宿題として、チカラシバの花の群落を撮影することである。
(チカラシバの花 2023年10月20日撮影)
チカラシバ(イネ科)花期8~11月
分布 日本全土
農道の真ん中などに列をなして生えている。
踏みつけに対する抵抗力は強く、車の轍(わだち)の跡が残るような固い土でも、平気で生育する。
大きな株となることも多く、高さは60cmほどになる。
20cmほどのブラシのような穂を出す。
白く縮れた糸のような部分が雌しべで、白い糸状の先端に垂れて、えんじ色をしているのが雄しべである。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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