トネアザミの花

トネアザミの花ノハラアザミとの違いトネアザミを見た経験談を紹介しています。

トネアザミの花を初めて見た日

トネアザミの花を初めて見たのは、2021年9月11日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。

トネアザミの花(トネアザミの花)

トネアザミの名前の由来

トネアザミの名前の由来は、関東地方に多いところから名付けられた。
ちなみに「トネ」は、茨城県に利根町、群馬県に利根郡の地名はあるが、北関東を指していると考えられる。

別名 タイアザミで、名前の由来は「大きいアザミ」という意味から名付けられた。

トネアザミの花言葉

トネアザミの花言葉は、「独立」・「厳格」・「人嫌い」・「報復」

トネアザミの生えている場所

トネアザミの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林の下に生えているのを確認することができた。

ノハラアザミとの違い

厄介なのが、ノハラアザミの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは総苞片(そうほうへん)の反り返り

  • ノハラアザミ 総苞片は短く、反り返らない
  • トネアザミ 総苞片は長く、反り返る

ちなみに総苞片とは、キク科では花を保護する葉っぱをいう。

ノハラアザミの総苞片(参考 ノハラアザミの総苞片)

ノハラアザミの花(参考 ノハラアザミの花)

トネアザミの花(トネアザミの花)

両者の違いは、総苞片の反り返りを確認すれば、間違えることは無い。

ノハラアザミの記事はこちらからどうぞ

トネアザミを見た経験談

2021年9月11日、カシワバハグマの花を目当てに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
園内・はす沼周辺を歩いていると、自分の身長(180cm)の高さ以上のアザミが3株ほど目につく。
近づいてみると、アザミの花は咲き始めであった。

しかし、このときアザミの名前が全く出てこない。
自宅に戻り、図鑑やインターネットで調べ、撮影したアザミの特徴を見比べてみると、トネアザミの花であることがわかった。

トネアザミの花(トネアザミの花)

八王子市周辺では、9月の終わりに見られる花であるが、2021年9月上旬に起きた異常な低温の影響で、花が咲き始めていて、ピンク色の花が目立っていた。

トネアザミの花(トネアザミの花)

トネアザミの花が咲き始めであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

トネアザミの花(トネアザミの花)

トネアザミの葉(トネアザミの葉)


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トネアザミ(キク科)花期9~11月
分布 本州(関東・中部・近畿地方)
山野のいたる所に生え、高さ1~2mになる。
土手などに生えて、草刈りをされた株では、丈が低く咲くものもある。
総苞片(そうほうへん)が反り返り、トゲは母種のナンブアザミより太くて長いのが特徴。
ちなみに総苞片とは、キク科では花を保護する葉をいう。
花は横向きか下向きに咲く。
花は遅くまで咲いていて、関東地方の南部では12月でも見られる。
アザミの類は雑種ができやすく、中間的なものも多い。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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