ツルマメの花

ツルマメの花ヤブマメとの違いツルマメを見た経験談を紹介しています。

ツルマメの花を初めて見た日

ツルマメの花を初めて見たのは、2017年8月27日に、千葉県山武市・成東東金食虫植物群落で見ることができた。

ツルマメの花(ツルマメの花 2025年9月1日撮影)

ツルマメの名前の由来

ツルマメの名前の由来は、つる性の豆の意味。
別名 ノマメ

ちなみに学名 グリキネは大豆の味の甘いという言葉に由来し、ソーヤは醤油の意味である。

ツルマメの花言葉

ツルマメの花言葉は、「秘められた恋」・「内気」・「純情」

ツルマメの生えている場所

ツルマメの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿地に、他の植物に絡まって生えているのを確認することができた。

ヤブマメとの違い

厄介なのが、名前が似ているヤブマメがあるが、特徴は明らかに違う。

1.属の違い

  • ヤブマメ ヤブマメ属
  • ツルマメ ダイズ属

2.花の形

  • ヤブマメ 細長く、全体が白色で、先端は紫色
  • ツルマメ 丸形で淡い紫色

ヤブマメの花(参考 ヤブマメの花)

ツルマメの花(ツルマメの花)

3.葉っぱの形

  • ヤブマメ 広い卵形
  • ツルマメ 狭い卵形~披針形

ヤブマメの葉(参考 ヤブマメの葉)

ツルマメの葉(ツルマメの葉)

両者の違いは、花や葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

ヤブマメの記事はこちらからどうぞ

ツルマメを見た経験談

2025年9月1日、ミズトンボの花を目当てに、神奈川県・箱根湿性花園を訪れる。

ミズトンボの花を見ることができたので、園内・仙石原湿原植生復元区を歩いていると、淡い紫色の小さい花が他の植物に絡まって、点々と咲いている。
よく見ると、ツルマメの花が咲いているのを確認することができた。

ツルマメの花(ツルマメの花 2025年9月1日撮影)

ツルマメの花淡い紫色であるが、大きさ5~8mmと小さすぎて、目を凝らさないと、見つけることができない。

ツルマメの花(ツルマメの花 2025年9月1日撮影)

ただツルマメの花は小さすぎて、丸っこく、可愛い花だなぁ~と言うのが第一印象である。
上記の姿であることから、ツルマメの花を観察していると、キョトンとしていたり、うつむいているように見えてしまう。

ツルマメの花(ツルマメの花 2025年9月1日撮影)

ツルマメの花『図鑑・山渓フィールドブックス』では、夏の野草として紹介されている。
しかし、ツルマメの花の最盛期初秋
ツルマメの花が咲き出すと、秋の入口に差し掛かったことを実感する。

ツルマメの花(ツルマメの花 2025年9月1日撮影)

ツルマメの葉っぱ3小葉からなり、両面とも毛がある。
小葉は長さ2.5~8cm・幅1~3cmの狭い卵形~披針形。
ツルマメの葉っぱを現地で観察していて、花同様に小さい」と感じた

ツルマメの葉(ツルマメの葉)

ツルマメは面白いことに、大豆の先祖と言われている。

ツルマメの花は咲き始めであり、咲いているものを選んで、撮影することができた。
しかし、ツルマメの花の大きさ5~8mmと小さすぎることから、ピントを合わせるのに苦労してしまう。

ツルマメの花(ツルマメの花 2025年9月1日撮影)


ツルマメ(マメ科)花期8~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
日当たりのよい野原に生える1年草で、蔓(つる)で他の物に絡みつきながら広がっていく。
全体に褐色の毛が生えている。
植物体は小さい。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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