ヤビツギンランの花ギンランとの違いを紹介しています。

ヤビツギンランの花を初めて見た日

ヤビツギンランの花を初めて見たのは、2022年5月3日に、東京都八王子市で見ることができた。

ヤビツギンランの花(ヤビツギンランの花)

ヤビツギンランの名前の由来

ヤビツギンランの名前の由来は、神奈川県秦野市・ヤビツ峠で発見されたところから名付けられた。

ヤビツギンランの生えている場所

ヤビツギンランの生えている場所は、自分が見た限りでは、雑木林の下に生えているのを確認することができた。

ギンランとの違い

厄介なのが、ギンランの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは花びら下・距(きょ)の有無

  • ギンラン 距が出ている
  • ヤビツギンラン 距が全く出ない

ちなみにとは、植物の花びらの出っ張っている部分をいう。

ギンランの花(参考 ギンランの花)

ヤビツギンランの花(ヤビツギンランの花)

両者の違いは、花びら下・距(きょ)の有無を確認すれば、間違えることは無い。

ギンランの記事はこちらからどうぞ

ヤビツギンランを見た経験談

ヤビツギンランの名前を知ったのは、2021年4月に、自分が見ている花ブログである。
また2021年4月下旬、自分が見ている別の花ブログに、ヤビツギンランの花が紹介されていた。
しかし、新型コロナウイルス感染者の急増で、ヤビツギンラン自生地へ行くのを止める。

翌年(2022年4月下旬)に入り、再び自分が見ている花ブログに、ヤビツギンランの花が紹介している記事をぼんやり目にする程度であった。

2022年5月3日、山梨県の山を登山した後の中央本線・車内で、スマートフォンで花の情報をチェックする。
すると、自分が見ている花ブログに、ヤビツギンランの花が掲載されていた。

自宅に帰る途中、通り道であることから、東京都八王子市・ヤビツギンラン自生地を訪れる。

ヤビツギンラン自生地に着いたが、日の入り前が近いことから、ヤビツギンランの花を探すのに焦ってしまう。
雑木林は薄暗く、ギンランの花は簡単に見つかるが、ヤビツギンランの花を見つけることができない。

日の入りになり、帰宅しようとして周囲に目を合わせると、ギンランに似た花が目に飛び込む。
近づいてみると、花びらの下に距が無いことからヤビツギンランの花であることがわかった。

ヤビツギンランの花(ヤビツギンランの花)

日が暮れてヤビツギンランの花を見たときは、まず嬉しかった。
辺りにはギンランの花はたくさん咲いているが、ヤビツギンランの花は2株しか無かった。

ヤビツギンランはギンランの変種として分類されている。
自分がヤビツギンランを見た限りでは、ギンランよりは草の高さや葉っぱが一回り大きいと感じた。

山梨県の山に登山に行ったあとで、足がかなりパンパンであったが、なんとかヤビツギンランの花を見つけることにホッとした。
無事ヤビツギンランの花を撮影することができた。

ヤビツギンランの花(ヤビツギンランの花)

ヤビツギンランの葉(ヤビツギンランの葉)


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ヤビツギンラン(ラン科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国
雑木林の下に生える多年草。
草の高さは5~40cm。


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