ヤブニンジンの花を初めて見た日

ヤブニンジンの花を初めて見たのは、2020年4月6日で、場所は川崎市多摩区の生田緑地で見ることができた。

ヤブニンジンの名前の由来

ヤブニンジンの名前の由来は、葉がニンジンの葉に似ていて、やぶに生えることによる。
実際に植物観察をしていて、名前の由来の通り、林の下のヤブに生えているので、名前自体はしっくりくる。
別名のナガジラミは果実が細長く、ヤブジラミのように刺があることによる。

ヤブニンジンの生えている場所

ヤブニンジンの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下の草むらにたくさん生えているのを確認することができた。

ヤブニンジンを見た経験談

2021年4月6日にヤマブキソウの花の満開の姿を目当てに、東京都八王子市の片倉城跡公園を訪れた。
無事に奥の沢の斜面のヤマブキソウの群落の満開の姿を見ることが出来たので、公園内を散策していると、白色の小さすぎる花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、ヤブニンジンの花が咲き始めであった。

ヤブニンジンはセリ科の仲間であるからか、花自体が地味で小さいので、植物観察に関心が無いと見逃してしまう。
ただヤブニンジンの葉っぱは植物名の「ニンジン」が表記されている通り、どことなくニンジンの葉っぱに似ている。

ヤブニンジンの花は小さすぎるからか、撮影するのにかなり手間取ってしまった。
無事ヤブニンジンの花を撮影することができた。

ヤブニンジンの花ヤブニンジンの花(上の2点ともヤブニンジンの花 2021年4月6日撮影)

ヤブニンジンの葉(ヤブニンジンの葉)

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ヤブニンジン(セリ科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
林のふち、竹やぶなど日陰に生える高さ30~70cmの多年草。
葉は長さ7~30cmの2回3出羽状複葉で、薄くてやわらかく、裏面は白っぽい。
小葉は卵形で、ふちには粗い鋸歯がある。
枝先から複散形花序を出し、白色の小さな花をまばらにつける。
花柄は細長く、小総苞片(しょうそうほうへん)はそり返る。
花には両性花と花柱が退化した雄花とがある。
果実は長さ約2cmのこん棒状で、上部はふくれ、基部は細くなる。
隆起線には上向きの刺毛がある。
花言葉は「喜び」
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)