ヤマアジサイの花

ヤマアジサイの花ガクウツギとの違いヤマアジサイを見た経験談を紹介しています。

ヤマアジサイの花を初めて見た日

ヤマアジサイの花を初めて見たのは、2017年6月17日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

ヤマアジサイの花(ヤマアジサイの花 2024年6月17日撮影)

ヤマアジサイの名前の由来

ヤマアジサイの名前の由来は、山アジサイ」の意味で、半日陰になる林内や林縁に自生することから名付けられた。

別名 サワアジサイは、谷間の湿地や渓谷に生えることから。

ヤマアジサイの花言葉

ヤマアジサイの花言葉は、「乙女の愛」・「切実な愛」

ヤマアジサイの生えている場所

ヤマアジサイの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の沢沿いに生えているのを確認することができた。

ガクウツギとの違い

厄介なのが、ガクウツギ花付きがよく似ている。

1.花期

  • ガクウツギ 5~6月
  • ヤマアジサイ 6~7月

2.装飾花の形

  • ガクウツギ 先端の装飾花が大きく、やや長い
  • ヤマアジサイ 大きさが均一に揃っている

ちなみに装飾花とは、雄しべや雌しべが退化して、花びらや萼(がく)が発達した花をいう。

ガクウツギの花(参考 ガクウツギの装飾花)

ヤマアジサイの装飾花(ヤマアジサイの装飾花)

3.葉っぱの形

  • ガクウツギ 長楕円形で、ヤマアジサイより幅が狭く、光沢がある
  • ヤマアジサイ 長楕円形で、幅がやや狭く、ギザギザがある

ガクウツギの葉(参考 ガクウツギの葉)

ヤマアジサイの葉(ヤマアジサイの葉)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ガクウツギの記事はこちらからどうぞ

ヤマアジサイを見た経験談

2024年6月17日、クモキリソウの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
高尾山に向かう途中、日影林道を歩いていると、アジサイらしき花が目に飛び込む。
よく見ると、ヤマアジサイの花が見ごろを迎えていた。

ヤマアジサイの花(ヤマアジサイの花 2024年6月17日撮影)

ヤマアジサイの花は、園芸のアジサイの花に比べ、地味な印象を受ける
しかし、ヤマアジサイの花は、自然に生えているアジサイの花だなぁと現地で見ていて、思ってしまう。

ヤマアジサイの花(ヤマアジサイの花 2024年6月17日撮影)

ヤマアジサイの花の周りを囲んでいる白色のものは装飾花である。
ちなみにヤマアジサイの花は、淡い黄色の部分を指す。

ヤマアジサイの花(ヤマアジサイの花 2024年6月17日撮影)

ヤマアジサイを含めた自然の中に生えるアジサイ類は、どうしても装飾花が目立ってしまう
またヤマアジサイの花は、曇りや雨の日に見たほうが、風情がある。

ヤマアジサイの全体像(ヤマアジサイの全体像)

ヤマアジサイの花の色は、自分が見たものは白色であったが、他にピンク色淡い青色濃い藍色がある。
ちなみにヤマアジサイの花の色は、土壌のペーハー(水素イオン指数)によって変化する

ヤマアジサイは挿し木で簡単に根付かせることができ、自生種を元に園芸で利用されている。

高尾山のヤマアジサイの花はちょうど見ごろで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

ヤマアジサイの花(ヤマアジサイの花 2024年6月17日撮影)


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ヤマアジサイ(ユキノシタ科 APG分類ではアジサイ科)花期6~7月
分布 本州・四国・九州
山地に生える落葉低木。
高さは1mほどになり、細い枝を出す。
葉は対生し、長さは12cmほど。
葉の質は薄く、先端がとがる。
花は新しい枝の先につき、花序は直径10cmほどになる。
ちなみに花序とは、花が茎または枝につく並び方をいう。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)


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