・ヒロハクサフジの花・クサフジとの違い・ヒロハクサフジを見た経験談を紹介しています。
ヒロハクサフジの花を初めて見た日
ヒロハクサフジの花を初めて見たのは、2023年10月13日に、神奈川県横須賀市・荒崎公園で見ることができた。
(ヒロハクサフジの花)
ヒロハクサフジの名前の由来
ヒロハクサフジの名前の由来は、クサフジに似るが、小葉(しょうよう)の幅が広いところから名付けられた。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
ヒロハクサフジの生えている場所
ヒロハクサフジの生えている場所は、自分が見た限りでは、海岸沿いに生えているのを確認することができた。
クサフジとの違い
厄介なのが、同じ仲間のクサフジの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- クサフジ 日当たりのよい草地
- ヒロハクサフジ 海岸沿い
2.小葉の枚数
- クサフジ 17~24枚と多い
- ヒロハクサフジ 10~16枚
3.小葉の形
- クサフジ 細長い
- ヒロハクサフジ 楕円形で幅がある
(参考 クサフジの葉)
(ヒロハクサフジの葉)
(参考 クサフジの花)
(ヒロハクサフジの花)
両者の違いは、生えている場所が明らかに違うので、判別は容易である。
ヒロハクサフジを見た経験談
2023年10月13日、ワダンの花を目当てに、神奈川県横須賀市・荒崎公園を訪れる。
ワダンの花を見ることができたので、ふと目線を右にずらすと、マメ科の紫色の小さな花が目に飛び込む。
葉っぱをよく見ると、クサフジに比べて、幅が広く・質が厚いことから、ヒロハクサフジの花であることがわかった。
(ヒロハクサフジの花)
(ヒロハクサフジの葉)
ヒロハクサフジの花を初めて見たとき、名前の由来のとおり、クサフジの花によく似ているが、クサフジに比べて、紫色が濃いと感じた。
(ヒロハクサフジの花)
またヒロハクサフジの花は、紫色で小さいが、たくさん咲いていると目につきやすい。
(ヒロハクサフジの花)
ヒロハクサフジの花は花期が長く、初夏の頃から咲き出し、晩秋まで咲き続けている。
(ヒロハクサフジの花)
ヒロハクサフジは名前や特徴を知らないと、クサフジと誤認してしまう。
しかし、生えている場所が明らかに違うので、名前や特徴がわかると、間違えることは無い。
ヒロハクサフジの花がたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであり、花付きのよいものを選んで、撮影することができた。
(ヒロハクサフジの花)
ヒロハクサフジ(マメ科)花期6~10月
分布 北海道・本州
海岸の近くに生えるつる性の多年草。
葉の長さは1~2cm・幅5~6mmの楕円形で先はまるい。
裏面には軟毛がある。
ツルフジバカマに比べると小葉は薄いが、クサフジより厚い。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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