マルバコンロンソウの花ユリワサビとの違いを紹介しています。

マルバコンロンソウの花を初めて見た日

マルバコンロンソウの花を初めて見たのは、2020年4月26日に、川崎市多摩区・生田緑地で見ることができた。

マルバコンロンソウの花(マルバコンロンソウの花 2020年4月26日撮影)

マルバコンロンソウの名前の由来

マルバコンロンソウの名前の由来は、まずコンロンソウについて、花の白さを中国の崑崙(こんろん)山脈の雪に見立てたことが有力とされている。
次にマルバについては、葉っぱの形が丸いところから。

マルバコンロンソウの生えている場所

マルバコンロンソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地丘陵地の林下の湿った場所に生えているのを確認することができた。

ユリワサビとの違い

厄介なのが、ユリワサビの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは葉っぱの形

  • ユリワサビ 卵状心形・縁に大きな鈍いギザギザがある
  • マルバコンロンソウ 円形

ユリワサビの葉(参考 ユリワサビの葉)

マルバコンロンソウの葉(マルバコンロンソウの葉)

ユリワサビの花(参考 ユリワサビの花)

マルバコンロンソウの花(マルバコンロンソウの花)

両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

ユリワサビの記事はこちらからどうぞ

マルバコンロンソウを見た経験談

2024年4月6日、アカネスミレの花を目当てに、東京都八王子市・滝山丘陵を訪れる。
アカネスミレの花を見ることができたので、高月水田方面に下る途中、林下の斜面に、白色の十字形の花が目に入った。
近づいてみると、葉っぱが丸いことから、マルバコンロンソウの花であることがわかった。

マルバコンロンソウの花(マルバコンロンソウの花 2024年4月6日撮影)

マルバコンロンソウの葉(マルバコンロンソウの葉)

マルバコンロンソウの花は白色の十字形であるが、春は綺麗で目立つ花が多いからか、地味な印象を受けてしまう

マルバコンロンソウの花(マルバコンロンソウの花 2024年4月6日撮影)

マルバコンロンソウの花は、パッと見て、ユリワサビの花によく似ている。
しかし、マルバコンロンソウの花が咲き出すのは、ユリワサビの花より1ヶ月遅く、両者が同時に咲くことはまず無い。

マルバコンロンソウは植物名にコンロンソウと表記されているが、コンロンソウに比べて、全体的に小さい

マルバコンロンソウの花は見ごろを迎え、咲いている向きや明るさに気をつけて、撮影することができた。

マルバコンロンソウの花(マルバコンロンソウの花 2024年4月6日撮影)


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マルバコンロンソウ(アブラナ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
山野の林内に生える越年草。
高さ10~20cm。
全体に白い毛がある。
葉は柄がある奇数羽状複葉。
小葉は3~7個・円心形で長さ1~3cm。
茎上部に総状花序をだし、白色の花を数個開く。
果実は長角果で有毛。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)


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