トモエソウの花

トモエソウの花オトギリソウとの違いトモエソウを見た経験談を紹介しています。

トモエソウの花を初めて見た日

トモエソウの花を初めて見たのは、2018年6月27日に、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原で見ることができた。

トモエソウの花(トモエソウの花 2021年6月28日撮影)

トモエソウの名前の由来

トモエソウの名前の由来は、花びらがよじれて、巴(ともえ)状になることから名付けられた。

トモエソウの花言葉

トモエソウの花言葉は、「人気のある」・「集中力」

トモエソウの生えている場所

トモエソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草地丘陵地に生えているのを確認することができた。

オトギリソウとの違い

厄介なのが、オトギリソウに茎や葉っぱが似ている。

違いは花の大きさ

  • オトギリソウ 1.8cm、花びらはねじれない
  • トモエソウ 4~6cm、花びらはねじれる

オトギリソウの花(参考 オトギリソウの花)

トモエソウの花(トモエソウの花)

両者の違いは、花の大きさを確認すれば、間違えることは無い。

オトギリソウの記事はこちらからどうぞ

トモエソウを見た経験談

2025年6月30日、クサフジの花を目当てに、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原を訪れる。
田島ヶ原A区を歩いていると、少し開けた場所に黄色の大きい花が目につく。
近づいてみると、花びらがねじれていることから、トモエソウの花とわかった。

トモエソウの花(トモエソウの花 2025年6月30日撮影)

トモエソウの花は名前の由来どおり、「巴状」の形をしている。
そう考えると、トモエソウの名前を最初に名付けた人は、ユーモアがあることを実感してしまう。

トモエソウの花(トモエソウの花 2025年6月30日撮影)

トモエソウの花黄色で、大きさが4~6cmあり、咲いていると目立つ。
しかし、トモエソウの花朝に咲き、午前10時を回ると、しぼんでしまう
ちなみにトモエソウは、1日花である。

トモエソウの花(トモエソウの花 2025年6月30日撮影)

トモエソウの黄色の花が咲くと、初夏本番であることを実感する。

トモエソウの花(トモエソウの花 2025年6月30日撮影)

トモエソウの葉っぱ対生し、披針形長さ4~10cm、基部はやや茎を抱く。

トモエソウの葉っぱには明点があり、黒点は無い
ちなみに明点とは、葉っぱを透かして見ると、光が透けて見える点をいう。
また黒点とは、黒く見える点をいい、オトギリソウ科では、葉っぱのどこにどれくらいあるか重要である。

トモエソウの葉(トモエソウの葉)

トモエソウ盗掘や湿地の減少・シカの食害などによって、株数が減少している。
上記のことから、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定。
自分がトモエソウを見た埼玉県も、絶滅危惧Ⅱ類に該当している。

田島ヶ原のトモエソウの花は見ごろを過ぎていたが、花付きの良いものを選んで、撮影することができた。
今後の宿題として、トモエソウの実を撮影することである。

トモエソウの花(トモエソウの花 2025年6月30日撮影)




トモエソウ(オトギリソウ科)花期6~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地や丘陵に生える多年草。
植物全体に毛が無い。
茎は4稜形で、高さ1m。
花びらは5個。
萼片(がくへん)は大小不同である。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)



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