・エゾスズランの花・ハマカキランとの違い・エゾスズランを見た経験談を紹介しています。
エゾスズランの花を初めて見た日
エゾスズランの花を初めて見たのは、2024年6月27日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(エゾスズランの花)
エゾスズランの名前の由来
エゾスズランの名前の由来は、北海道に見られるスズランの意味から名付けられた。
しかし、この場合のスズランはカキランの別名を指す。
別名 アオスズランで、高尾山ではこちらの名前が有名。
エゾスズランの花言葉
エゾスズランの花言葉は、「芯の強さ」・「夢でもあなたを想う」
エゾスズランの生えている場所
エゾスズランの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に生えているのを確認することができた。
ハマカキランとの違い
厄介なのが、ハマカキランによく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず生えている場所
- ハマカキラン 海岸のクロマツ林
- エゾスズラン 山地の林下
次に花の色
- ハマカキラン 黄緑色
- エゾスズラン 緑色
(参考 ハマカキランの花)
(エゾスズランの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
近年ではエゾスズランとハマカキランは見た目が同じであり、DNAでも区別されないことから、同一のものという研究結果がある。
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エゾスズランを見た経験談
2024年6月27日、エゾスズランの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
高尾山・女坂をウロウロしていると、登山道の横に、2株の緑色の立派な花が目に飛び込む。
近づいてみると、エゾスズランの花が咲いているのを確認することができた。
(エゾスズランの花)
(エゾスズランの全体像)
エゾスズランの花を初めて見たとき、「ハマカキランの花によく似ているなぁ~」というのが第一印象である。
またエゾスズランの花は1cmと小さいが、見方によっては薄気味悪い笑顔を浮かべているような気がしてしまう。
(エゾスズランの花)
エゾスズランは全体が緑色であることから、ランの仲間では地味な部類に入る。
またエゾスズランの名前や特徴を知らないと、全体が地味なので、見逃してしまう。
(エゾスズランの全体像)
ちなみにエゾスズランは、標高1000m前後の山地に普通に生えている。
しかし、標高600m前後の高尾山で見られるのは非常に珍しい。
エゾスズランは地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
高尾山のエゾスズランの花はピークを過ぎていたが、初めて出会えたランの花に嬉しくなってしまい、夢中に撮影していた。
(エゾスズランの花)
(エゾスズランの葉)
エゾスズラン(ラン科)花期6~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の林内に生える多年草。
茎は高さ30~60cm。
葉は数個互生し、長さ7~12cm、短い毛がある。
茎の上部に緑色の花を20~30個総状につける。
萼片(がくへん)・花びらは長さ約1cm。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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